Facebookに足跡はあるの?閲覧はバレる?「知り合いかも」に表示されにくくする裏ワザも

Facebook(フェイスブック)で友達が投稿した近況などを、ふとした時間などにチェックしている人は多いのでは。ところでFacebookの投稿を閲覧すると、足跡などは残るのでしょうか?

結論から言えば、基本的にFacebookの投稿を見たとしても足跡などは残りません。しかし、Facebook上のいくつかの機能では閲覧したことがバレてしまいます

やはり「閲覧の足跡を残したくない」「相手の”知り合いかも”に表示されたくない」というケースもあるのでは。そこで今回はFacebookで足跡が残るサービスの具体例や、足跡はどのように表示されるかなどを実際の画像を使用して解説します。

Facebookに足跡機能はあるの?

Facebookには、基本的に自分が他人のプロフィールや投稿を閲覧したことが相手に伝わる足跡機能は存在しません。

ただし、Facebookストーリーズでは、投稿したストーリーズの閲覧者情報が本人にのみ表示されるほか、一部のサービスでは閲覧情報が残る場合があります。
以下で詳しく解説します。

【一覧】Facebookで足跡が残るケース

Facebookで足跡が残るケースは、以下の3つの場合があります。

 ストーリーズ

Facebookのストーリーズは、投稿者本人に閲覧者情報が表示されます。

Facebookストーリーズでは、自分が投稿したストーリーズの閲覧者情報が表示されます。自分の投稿したストーリーズの「閲覧者〇人」をタップまたはクリックすると、閲覧した人のアカウントが表示されます

Facebookグループの既読機能

Facebookグループの投稿には既読人数と閲覧者情報を表示する機能があります。

グループのメンバーが250人未満の場合は、グループ内の投稿を確認した時点で「○○人が既読」というリンクが表示されます。グループ投稿を見ることができる人は、「○○人が既読」というリンクをクリックし、投稿を閲覧したメンバーの名前一覧を見ることができます。なお閲覧メンバー一覧はウェブサイトからのみ確認可能です

Facebookライブの閲覧

Facebookライブでは、配信者に視聴者情報が表示されます。Facebookライブ中に人のアイコンをタップすると視聴者情報が表示されます。

なお、視聴者側は閲覧しただけでは配信者以外には表示されませんが、「いいね」などリアクションを起こすと、その動画をFacebook上の友達が見たときなどに自分の名前が表示される可能性があります。

Facebookで友達を検索したら相手にバレる?

Facebookで「足跡」が残る機能は、前述した3通りです。しかし「足跡」が残らないとしても、たとえば友だちを検索した際に何らかの方法によって閲覧したことが相手にバレないか気になっている方は多いのでは?

ここからはFacebookで友だちを検索した際の影響などについて解説します。

検索したら「知り合いかも」で表示されてしまうの?

「知り合いかも」とは、共通の友達などに基づき、Facebookで新しい友達を見つけるのに役立てるため、知人の可能性が高い人をFacebookが表示するシステムです。

「知り合いかも」は、友達やネットワーク(居住地、学校、職場など)、Facebookグループやタグ付け、アップロードした連絡先を選定基準にして、Facebookが自動で表示します。検索したことは「知り合いかも」の選定基準に含まれていないので、検索したからといって「知り合いかも」に表示されるということはありません

相手の「知り合いかも」に表示されにくくする裏ワザ

「知り合いかも」に表示されたくない相手がFacebookにいる場合もあるかと思います。相手の「知り合いかも」に表示されにくくする裏ワザをご紹介します。

アップロードした連絡先を削除する

Facebookでは携帯電話や他のアカウントから連絡先をアップロードできます。連絡先から「知り合いかも」に表示される可能性が高まるので、「知り合いかも」に表示されたくない相手が連絡先の中にいる場合、連絡先をFacebookから削除しておきましょう。

アップロードした連絡先を削除する手順は以下の通りです。

まず、Facebookの「連絡先のアップロードと管理」へパソコンまたはスマホからアクセスします。なお、この手続きはFacebookアプリから行うことはできません。

Facebookの「連絡先のアップロードと管理」画面で「すべて削除」をクリックすれば、アップロードした連絡先の削除が完了です

居住地・学校・職場などの情報を変更する

「知り合いかも」は、自身がFacebookへ記入している居住地、学校、職場などの情報を、知人である可能性の判断要素として利用しています。そのため、これらの情報を削除または変更することで、相手の「知り合いかも」に表示されにくくなります。どうしても「知り合いかも」に表示されたくない場合、匿名性が高い情報へと変えてしまうのがよいでしょう。

不要なFacebookグループから積極的に退会する

同じFacebookグループに参加している人も「知り合いかも」に表示されやすくなっています。繋がりを断ちたい相手が参加しているFacebookグループなどからは積極的に退会し、使用頻度が低いグループからも同様に退会しておくとよいでしょう。

「知り合いかも」に表示されてしまった際の対処法

「知り合いかも」に表示されたくない相手が、自分の「知り合いかも」に表示されてしまった際の対処法について解説します。

友達リクエストを制限する

デフォルト設定では友達リクエストは全員から送信できるようになっています。友達リクエストは送信できる人を「友達の友達」まで制限できるので、リクエストを送信されたくない場合は制限しておきましょう。

友達リクエストを制限する手順は以下の通りです。
なお、今回は筆者のAndroid端末を利用し、Facebookアプリから行う手順で解説しますが、iPhoneやパソコンからでも基本的に同様の手順となります。

【1】Facebookアプリを開き、右上の①三本ラインをタップし、②「設定とプライバシー」をタップします。【2】「設定とプライバシー」画面を下へスクロールし、「共有範囲と公開設定」の③「検索と連絡に関する設定」をタップします。【3】「あなたに友達リクエストを送信できる人」の④「全員」をタップし、⑤「友達の友達」へチェックを入れると共有範囲の変更が完了です

プロフィールの検索制限を行う

デフォルト設定では、アカウントのプロフィールは全員がメールアドレスや電話番号で検索できるようになっています。自分のアカウントを検索できる人は制限することができるので、設定を変更しておきましょう。

プロフィールの検索制限を設定する手順は以下の通りです。

まず、上記「 友達リクエストを制限する」手順と同様、Facebookアプリを開き、右上の三本ラインをタップし、「設定とプライバシー」をタップします。「設定とプライバシー」画面を下へスクロールし、「共有範囲と公開設定」の「検索と連絡に関する設定」をタップします。

【1】「検索と連絡に関する設定」画面の①「あなたから提供されたメールアドレスであなたを検索できる人」の「全員」をタップします。検索できる人の範囲を②「友達の友達」「友達」「自分のみ」から選択できるので、任意の共有範囲へチェックを入れましょう。「自分のみ」を選んでおけば検索できる人は実際にはいないことになります。「知り合いかも」に表示されたくない場合は「友達」「自分のみ」を選択することをおすすめします。【2】電話番号で検索できる人も制限しましょう。③「あなたから提供された電話番号であなたを検索できる人」の「全員」をタップします。検索できる人の範囲を②「友達の友達」「友達」「自分のみ」から選択できるので、任意の共有範囲へチェックを入れましょう

まとめ

今回はFacebookで足跡が残る3つのケースを解説し、さらに「知り合いかも」に表示されにくくする裏ワザや表示されてしまった場合の対処法をご紹介しました。

Facebookは基本的に実名制を取っており、個人情報の入力も細かくできるようになっています。「あくまで旧友や一部の友達と交流したいだけ」という場合は、ご自身のプライバシーを守るためにも、今回ご紹介した友達リクエストやプロフィール検索の制限を設定しておくことをぜひおすすめします。

※サムネイル画像(Image:Tattoboo / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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