LINEは電話番号を認証しないと利用できません。しかし、時々LINE公式アカウントから「電話番号の認証」を求められ、登録済みの電話番号を利用して認証する必要があります。この認証はなぜ行うのでしょうか?
この記事では、LINEに突然「電話番号の認証」が届く理由と対処法や、認証を拒否する方法を解説します。
突然LINEに「電話番号の認証」が届くのは何故?
LINEに突然「電話番号の認証」が届くのは以下のようなタイミングです。
・企業の公式アカウントの「LINE通知メッセージ」というサービスを受けるため
・第三者がLINEアカウントの引き継ぎや乗っ取りを試みたため
・LINE側が定期的に電話番号の有効性を確認するため
LINE公式アカウントから電話番号の認証リクエストがあった際の表示例
電話番号の認証リクエストは「電話番号の認証」「LINEに登録されている電話番号が、現在ご利用の番号と一致していることを確認します。以下から電話番号の認証を行ってください。」と送られてきます。
LINE公式アカウントが電話番号認証を求める理由は?
LINE公式アカウントが電話番号認証を求める理由は、主に以下の2つです。
・企業や団体が提供するサービスを利用するために、電話番号とLINEアカウントの一致を確認するため
・LINE側が定期的に行う電話番号の有効性の確認のため
前者は、先ほど紹介した「LINE通知メッセージ」の場合。企業や団体が保有する顧客の電話番号と、ユーザーがLINEに登録した電話番号が一致しているかどうかを確認することで、個人情報の漏洩や不正利用を防ぐことができます。
後者は、LINE側が定期的に行う電話番号の有効性の確認の場合です。LINEでは、長期間(180日以上)SMS認証を行っていないアカウントに対して、電話番号の有効性を確認するためにSMS認証(電話番号の認証)を求めることがあります。これはアカウントの乗っ取りや不正利用を防ぐため。つまり、電話番号認証はLINE側のセキュリティ対策の一環として行われることもあります。
LINE公式アカウントから電話番号認証に応じるには?具体的な手順
実際にLINE公式アカウントから電話番号認証に応じる手順をご紹介します。
LINEの電話番号認証をせずに放置すると「危険」?
電話番号の認証の放置は「危険」というほどではありませんが、「不便」ではあります。
先述した通り、「LINE通知メッセージ」は企業のサービスを受けられるもの。認証を行わなければ、たとえば「eお届け通知」を利用できず、荷物のお届け時間の確認や変更をLINEを通じて行うことができません。
また、電話番号の有効性を確認するために送られてくる電話番号の認証を放置した場合、認証しなかったからといってアカウントが凍結されることはありませんが、電話番号の認証が送られてくる頻度が高くなる場合があります。
LINE通知メッセージの受信を拒否するには?
どうしても電話番号の認証を行いたくない場合、以下の手順でLINE通知メッセージの受信を拒否することも可能です。
まとめ
LINE公式アカウントから電話番号認証に応じることは、ユーザーの安全や利便性を高めるために必要なことですが、それでも電話番号認証をせずに放置したり、LINE通知メッセージの受信を拒否したりもできます。ただし、その場合は、便利なサービスや重要な情報を逃したり、自分のアカウントが使えなくなったりする可能性があります。そのため、自分のニーズやリスクに応じて、適切な判断と対応を行うことが大切です。