株式会社RECCOO(リクー)のリサーチサービス「サークルアップ」は、イー・ガーディアンが公開した「SNS流行語大賞2023」に関する調査を行った。本調査は「サークルアップ」に登録する大学1年生から4年生の200人が対象。流行語ランキングでは「なぁぜなぁぜ」「蛙化現象」「ひき肉です」「かわちい」が僅差でランクインする結果になった。
流行語ベスト5は1位から4位までが僅差の結果に
株式会社リクーが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」が、「SNS流行語大賞2023」に関する調査を行った。本調査は、11月17日にイー・ガーディアンが公開したSNS流行語大賞2023のノミネートワードを参考にしており、サークルアップに登録する大学1年生から4年生の200人を対象とした。
調査結果を見てみると、1位が「なぁぜなぁぜ」で177票、ついで「蛙化現象」が1票違いの176票を獲得。3位は「ひき肉です」172票、4位は「かわちい」で169票と1位から4位間の大差はなく、どの言葉も同程度流行していたようだ。
「なぁぜなぁぜ」や「かわちい」は、若者向けアプリの代表格ともいえる「TikTok」が発祥で、「ひき肉です」はYouTuber「ちょんまげ小僧」のあいさつが元ネタだ。
また、流行語大賞にノミネートされていたものの、流行していたと回答した人が少なかった「流行語ワースト5位」の発表もあり、ワースト1位は映画クレヨンしんちゃん「クレヨンしんちゃんヘンダーランドの大冒険」に登場するマカオとジョマのセリフ「待ちなさーい!そんなの許さないわ」だった。ワースト1位だったものの、同作が公開されたのは1996年で、20年以上たった後にノミネートされているのには驚きだ。
周囲で流行語をどのくらい聞いた?
「流行語はあなたの周囲で流行していたと思いますか?」という質問に対し、自分の周囲で流行していたと思うと回答された割合は、「なぁぜなぁぜ」が89%、「蛙化現象」は88%、「かわちい」が85%、「ひき肉です」が86%の結果に。上記で紹介したSNS流行語大賞1位から4位の言葉はかなり多くの人たちの周囲で流行したことがわかった。
また、流行語ランキングで5位にランクインしていた「スイカゲーム」も59%の人が流行していたと思うと答えており、半数以上の人が流行の認識があったといえる。このゲームは、2021年にニンテンドースイッチで配信されはじめたゲームだが、2年越しでブームになっているようだ。
SNS流行語大賞にノミネートされている言葉を見ると、クレヨンしんちゃんの映画のセリフのように20数年たった後に、ひょんなきっかけからトレンドになることもある。私たちが何気なく聞いている言葉や話している言葉が、何年か後に流行語大賞にノミネートされる日がきてもおかしくない。
出典元:【株式会社RECCOO/PR TIMES】
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