拡散してもらいたいポストをいつも通り投稿したのに、なぜかまったく拡散されないという経験をしたことはありませんか? この現象の原因として考えられるのが、X(旧Twitter)のペナルティのひとつである「サーチバン」。
完全サイレントで行われるため、自分が対象になっているかどうかも分かりにくいサーチバン。この記事では、サーチバンのチェック方法と解除方法を解説します。
X(旧Twitter)のサーチバンはシャドウバンの一種
そもそもシャドウバンはX(旧Twitter)のペナルティのひとつで、長らく旧Twitter側はその存在を認めていなかったものの、イーロン・マスク氏の買収後にその存在が認められたという経緯があります。
サーチバンされるとなにが起こるの?
サーチバンされると、ポストや返信がほかのアカウントに発見されにくくなります。
拡散したいポストがあって、いくらハッシュタグなどを盛り込んだとしても、サーチバンされていると、他のアカウントの検索結果に表示されにくくなってしまいます。結果、ポストも拡散されにくくなるでしょう。
自分のアカウントがサーチバンされているか確認する方法
自分のアカウントがサーチバンされているかどうか確認する、もっとも簡単な方法は「from:(ユーザー名)」で検索をすること。実際にはポストがあるにも関わらず、「検索結果はありません」と表示されると、サーチバンされている可能性が高くなります。
また、サーチバンされているかどうか確かめることのできるツールの利用もおすすめ。
たとえば、「ShadowBird – Twitter ShadowBan Check」の使い方は以下の通り。
なお、ほかのツールの使い方は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
X(Twitter)のサーチバンを解除する方法
X(旧Twitter)はサーチバンの原因を明らかにしていませんが、センシティブなポストの投稿や、同じハッシュタグの連投などがスパムやbotだと認識され、サーチバンの対象となることがあります。そのため、サーチバンを解除するためにまずはそうしたポストを削除しましょう。
また、プロフィールにセンシティブな文言が書いてあったり、明らかに偏った思想などが書いてある場合も編集することをおすすめします。
なお、ポストを削除し、プロフィールを変更したとしても、すぐにサーチバンが解消されるわけではありません。時間を置くことも重要です。
X(旧Twitter)でサーチバンされる原因は?
先述した通り、サーチバンの原因は公表されていません。しかし、センシティブな投稿や、同じハッシュタグの連投、偏った思想の投稿、他のSNSへのリンクなどがサーチバンの原因となるといわれています。
サーチバン対策
サーチバン対策としては、センシティブな投稿をしないこと、健全なポストを心がけること、短時間に同じ操作(フォローやリツイートなど)を繰り返さないなど。X(旧Twitter)側に優良なアカウントであると認識してもらうことが大切です。
まとめ
X(旧Twitter)は、サーチバンの対象となる条件や原因を明確に公表していません。しかし、スパムやbotだと認識されるようなセンシティブなポストの投稿や、同じハッシュタグの連投が対象であると見られています。
自分のアカウントに違和感を感じた場合は、本記事でご紹介した方法でシャドウバンされていないか確認し、対処法を試してみましょう。また日頃より健全なポストを心がけることが大切です。
※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)