多くのSNSで問題となっているアカウント乗っ取り。もちろん、インスタグラム(Instagram)も例外ではない。乗っ取りの被害に遭うと、写真を削除されたり、不正に投稿されるなどの被害が受ける恐れがある。インスタグラムを安全に使うためにも、アカウント乗っ取りの確認方法と対処法、乗っ取りを防ぐ方法についてはぜひ知っておきたい。
アカウントが乗っ取られていないかを確認するには
インスタグラム(Instagram)をはじめとするSNSでのアカウント乗っ取りの目的は、個人情報の搾取や詐欺行為、フィッシング詐欺への誘導、スパム行為など。これらの行為を通じて、多くのユーザーに日が外を拡大させるものだ。インスタグラムのアカウントが乗っ取られた場合の具体的な被害として考えられるものは、フォロワー相手にスパムメッセージを送る、スパムコメントの書き込み、勝手に写真を投稿、勝手に写真の削除などがある。
つまり、インスタグラムのアカウントが乗っ取られていないかを確認するには、これらの情報を確認すればよい。アプリからすぐに確認できるのは、写真の投稿、フォロー中のユーザー、「いいね!」を付けた写真だ。アカウントが乗っ取られている疑いがある場合は、まずこれらを確認しよう。
なお、インスタグラムにパソコンから投稿できるアプリやサービスは、勝手に他のアカウントをフォローしたり、運用実態のなさそうなアカウントからフォローされたりすることがある。アプリやサービスの利用規約に書かれていることが多いので、「アカウントが乗っ取られた」とは言い切れないが、心あたりがあれば、その種のアプリやサービスに登録していないか確認してみよう。
見覚えのない投稿、フォロー、「いいね!」がある場合は
上記の内容の確認をして、身に覚えのない投稿、フォロー、「いいね!」があった場合、インスタグラム(Instagram)のアカウントが乗っ取られている恐れが高い。この場合は、速やかにパスワードを変更しよう。新しく設定するパスワードは、英字、数字、記号を組み合わせたできるだけ複雑なものを設定するのがベスト。乗っ取りの危険性を軽減できる。
正しいパスワードを入れてもログインできない場合は
もし、パスワードがわからない場合、または正しいパスワードを入れてもログインできない場合、パスワードを再発行する必要がある。この場合は、ブラウザーでウェブ版のインスタグラム(Instagram)にアクセスし、パスワードを再設定すればよい。
乗っ取りを防ぐために二段階認証を設定する
乗っ取りを防ぐためには、複雑なパスワードを設定するだけではなく、二段階認証も設定しておきたい。二段階認証とは、ログインする際にあらかじめ設定した電話番号に認証コードが届く仕組みのこと。この認証コードがないとログインできないため、不正なアクセスを阻止することができる。
インスタグラム(Instagram)が乗っ取られると、自分が被害に遭うだけでなく、自分をフォローしてくれている人にも被害が及ぶ恐れがある。今回紹介した複雑なパスワードの設定と二段階認証で不正アクセスは防げるので、ぜひ設定しておこう。