LINEコイン「100」で購入できるLINEスタンプを普通にチャージして購入すると、消費税が増税された2019年10月1日以降は250円の支払いだ。しかし、「50」ずつ2回に分けてチャージすると、合計で240円なので10円のお買い得になるのだ。
少額の課金ならコインは50ずつ分けてチャージすべし
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消費税が8%から10%に変更になった際、端数の処理によっては支払金額に矛盾が発生することがある。それが1円程度の差異ならあきらめることもできるだろうが、1回あたり10円となると見過ごせない。さらに、ほんの数回のタップで、スタンプなら4%相当の割引と同じ結果が得られるのだから、手間を惜しんではいられない。
LINEではコインの価格を10円単位で設定しているため、消費税率の変更を厳密に価格に反映させることができない。10円未満は四捨五入などの処理が行われ、コイン数に応じた正比例の価格が崩れてしまっているのだ。スタンプ1セットにつき10円の違いだが、たがか10円されど10円。見逃さないようにしたい。
コインをチャージしようと価格を見ると、不自然なことに気づく。120円の2倍なら240円のハズなのに、10円高い250円になっている。多く買って割引になるなら納得だが、割高になるとは、いったいどういうことだ!?
LINE公式ブログでは、購入するコイン数のよって単価が異なる点を注意喚起している。この価格の変更は、Apple社がアプリストアで適用するレートに基づいているとのこと
一度の購入するコイン数に応じた1コインあたりの単価をグラフ化してみた。現行価格ではコイン数が100から200までは50ずつ分けて購入した方がお得になる
なお、パソコン用のLINEアプリやWeb版のスタンプショップでは最初から円建て価格なので、ここで紹介した方法で実質購入価格を安くすることはできない。