LINEアカウントは「1つの電話番号につき1つまで」というルールがあります。しかし、「仕事とプライベートで使い分けたい」「”普段使いのアカウントを教えたくない人向けのアカウント”が欲しい」と思っている方もいるではないでしょうか。
今回はLINEアカウントを2つ以上作成して、スマホ1台で切り替えて使うまでの手順をご紹介します。
なお記事の後半で紹介する通り、LINEアカウントの複数利用は2024年現在「LYPプレミアムの公式特典になる」ことが検討されている状況です。しかし筆者が確認した限り、2024年8月時点ではまだLYPプレミアムに「LINEアカウントの複数利用」は未追加です。
そのため今回はLINEアカウントを複数利用する、LYPプレミアムの公式機能とは違う手順をいくつかご紹介します。
スマホ1台でLINEアカウントを複数作成するために必要な条件
スマホ1台で複数のLINEアカウントを作成する条件は以下の通り。
【1】メインアカウントと別の電話番号 | 固定電話やSMSでもOK
LINEアカウントを複数作成するためには、メインアカウントとは別の電話番号が必要です。この電話番号はスマホのSIMと紐づいたものである必要はなく、固定電話やSMSなど認証を自身で受けられるものであればOKです。
この「電話番号」をどう確保するか、というのがLINEアカウントを2つ以上作る際にはネックになりがち。たとえば、050で始まる電話番号は量産しやすいですが、「050」から始まるIP電話ではLINEアカウントを作成できないので注意。
詳しくは後述しますが、電話番号を確保する方法は自宅の固定電話の利用がおすすめです。ほかにも0円運用できる格安SIMであるpovo 2.0の利用もひとつの手。
なお、povoについて以下の記事で解説しているので参考にしてください。
【2】デュアルアプリを作成可能なスマホ | Xiaomiの端末が代表格
デュアルアプリを作成可能なスマホでは、1つのアプリを「クローン」できます。つまりLINEアプリを対象に「デュアルアプリ」機能を使うと、1つのLINEアプリをクローンし、もう1つのLINEアカウントにも1台でログイン可能に。
デュアルアプリを作成可能なスマホの代表格は、XiaomiのAndroid端末です。作り方の詳細は後述します。
【3】マルチログイン可能なアプリ | 「並行世界Lite」が代表格
先にご紹介した「デュアルアプリ」に手元の端末が対応していない場合は、マルチログインアプリを使うことをおすすめします。
マルチログインアプリとして有名なのは、並行世界Lite。
LINEアカウントを複製作成する方法 | 固定電話の番号の場合
自宅に「固定電話」がある場合、以下の方法で固定電話の番号を使い、LINEアカウントの作成が可能です。固定電話の番号で、LINEのアカウントを作成する手順は以下の通りです。
入力した電話番号に電話がかかってきたら、案内された認証番号を入力します。その後、「アカウントを新規作成」に進み、画面の案内にしたがってアカウントの作成を完了させましょう。