iPhone 11やiPhone XRでは、画面を押し込んで機能を呼び出す「3D Touch」が利用できない。そのため、この機能で既読をつけずに読む方法を使うことが不可能だった。しかし、iOS 13の登場と共にLINEアプリがアップデート。「3D Touch」とほぼ同じ手順で既読をつけずに確認が可能だ。
iOS 13の新機能「触覚タッチ」で既読を付けずに読む
(Image:I AM NIKOM / Shutterstock.com)
「3D Touch」は、iPhone 6sで搭載された機能で、画面を強く押し込むとショートカットメニューなどが表示されるもの。LINEアプリでは、通知やトークリストを押し込むと、既読をつけずに届いたメッセージを読むことが可能だ。しかし、iPhone 11/11 Pro/XRなどの最新機種では、「3D Touch」自体が廃止。この方法は使えなくなってしまった。
「3D Touch」に代わる機能として登場したのが「触覚タッチ」。これは、iOS 13の新機能で、画面をロングタッチするとメニューが表示されるというものだ。
「LINE」アプリも、10月7日にリリースされたバージョン9.16.5で「触覚タッチ」に対応。通知やトークリストをロングタッチすれば、今までのように既読を付けずにメッセージを確認することができる。
通知からメッセージを確認するときは、届いた通知をロングタッチする
届いたメッセージがポップアップして表示される。テキストだけでなく、写真の確認も可能だ
トークリストから確認するときは、「トーク」タブで確認したいトークリストをロングタッチする
トークリストの直近の部分がポップアップして表示される。表示されたメニューから通知をオフにしたり、削除するなどの操作も可能だ
「3D Touch」は、押し込み方によってはうまく動作せず、トークを開いて既読にしてしまったということもあった。しかし「触覚タッチ」なら、ロングタッチなのでこのような事故の可能性は低い。なお、今回紹介した方法を使うには、iOSとアプリの両方を最新版にしておく必要があるので注意しよう。