X/Twitterの裏アカのポストは「誤爆」以外でバレる可能性はあるのか?

X(旧Twitter)でいわゆる「裏アカ」を持っている方は、実は少なくないのでは。日常のアカウントには投稿できないような不満やストレスのはけ口として利用している方が、一般の方はもちろん、実は芸能人やインフルエンサーにも多数存在します。

「裏アカ」は一般的には、鍵アカ(非公開アカウント)として運用されることが多いです。そんな裏アカが、誤爆以外の形で「バレる」ケースはどの程度あるのでしょうか。よくある「裏アカがバレるきっかけ」や「特定の方法」をいくつかご紹介します。

Xの裏アカがバレるきっかけや特定の手法

ではさっそく、Xの裏アカがバレるきっかけやよく使われる特定手法をいくつかご紹介します。

誤爆

まずは、やはり「誤爆」です。たとえば、プライベートな内容を本アカウントで誤って投稿してしまうと、裏アカの存在がバレる可能性があります。一度投稿された内容は他の人にスクリーンショットなどで保存されてしまうことも。芸能人の方などの裏アカがバレる、一番大きなきっかけの1つと言えます。

友人らの暴露

友人らの暴露によって、裏アカのポストがバレてしまうケースもあります。裏アカの内容が犯罪性が高かったり、倫理的に問題があるといった場合に週刊誌や暴露系インフルエンサーへの「タレコミ」が行われるのが代表的な例です。

フォロワーとの交流

3つ目が「フォロワーとの交流」です。たとえば非公開状態の「裏アカ」を信頼できる友人には明かしている場合、その友人とは「メインアカウント」「裏アカ」の両方でコミュニケーションをする場合もあるでしょう。

すると「@」を付けたメンションのポストを経由して、第三者が「このアカウントは、〇〇さんの裏アカではないか」と推察し、鍵アカの内容を過去のメンションなどから把握しようと行動するケースがあります。

たとえば裏アカに対して積極的にメンションをしている「公開アカウント」を特定したら、その「公開アカウント」側にまずは接近。「公開アカウント」と仲良くなったタイミングで、メインターゲットである「裏アカ」にフォローリクエストを送信するといった流れで、非公開アカウントの「鍵」を開けて裏アカを見るという形です。

「裏アカ」や「鍵アカ」を特定するのが趣味の人もいる

「裏アカ」や「鍵アカ」は、その芸能人やインフルエンサーに強烈に関心を抱いている人が特定するものだとは限りません。「裏アカ」や「鍵アカ」を特定したり、鍵アカにフォローリクエストを承認してもらうこと自体を趣味とする人も中にはいるのです。

たとえば「bot」や「ネタアカウント」は一例です。たとえば料理好きの男性の鍵を開けたい場合は「料理好きの男性をターゲットとしたbotやネタアカウント」を運用。
日本酒が好きな男女の鍵を開けたい場合は「日本酒のbotやネタアカウント」を運用し、ターゲットが興味を持ちそうなポストを多数投稿。適度なタイミングでフォローリクエストを送り、承認してもらいます。

つまり「誤爆をしていない」「友人らによる暴露もされていない」のに裏アカがバレたというケースでは、「フォローしているネタアカウントやbotの運営者」が実は裏アカや鍵アカの特定やフォローリクエストの承認自体を趣味とする人物だったのかもしれません。そうして承認したいくつかのネタアカウントの中に、暴露の当事者がいる可能性があるでしょう。

X以外のSNSにも要注意

なお「裏アカ」は「Xでバレる」とは限りません。たとえばXでは裏アカを非公開にしている方でも、Xの裏アカでポストしているのと同様の内容を含む「インスタ」「TikTok」などは公開アカウントにしているケースはあるのではないでしょうか。すると別のSNSを経由し、裏アカの存在を特定する人も中にはいます。

裏アカは「作らない」のがベスト?

・誤爆
・友人らの暴露
・フォロワーとの交流

など裏アカが「バレる」きっかけは無数に存在します。そして一度でも裏アカの内容が表に出てしまえば、多くのケースでプライベートや仕事に支障が出るでしょう。法的問題に発展するケースすらあるでしょう。

つまり裏アカはよほどの理由がない限りは「作らない」のがベストです。たとえばYouTuberのヒカキンさんは、2022年に「【大人向け】ヒカキン流、炎上回避法7箇条。この動画が広まると炎上がこの世からなくなります」と称した動画を公開。その中で裏アカを作らないことを推奨した上で、「流出すると思ってください」とコメントしています。

この動画は2024年8月の有名インフルエンサーの方の炎上騒動で再度注目を集めています。流出すると困るような内容を含む裏アカは「作らない」のがやはりベターでしょう。

※サムネイル画像(Image:Ascannio / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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