Instagram(インスタグラム)に新規登録したり、アプリを新規インストールした際、アカウントへの「電話番号登録」を求められた経験がある方もいるでしょう。一方でインスタグラムで目当てのアカウントを閲覧したり、たまに写真を投稿したいだけなのに「電話番号の登録」という個人情報提供を求められることに違和感を感じる方もいるのでは。
またアカウントに電話番号を登録すると、「自分の電話番号とアカウントが紐づけられ、電話番号で検索すると他の知人に自分のアカウントが判明してしまうのでは」と不安になることもあるでしょう。
今回はインスタグラムに「電話番号登録」は本当に必要なのか、解説します。
インスタに電話番号の登録が必要な主なケース:電話番号登録のメリットは?
インスタグラムでは必ずしも電話番号の登録が必要なわけではありません。電話番号の登録が必要になるのは、主に以下のケース。以下のケースで、とくに電話番号登録のメリットが大きいのは「二段階認証設定が可能になる」という点でしょう。
【ケース①】新規登録時
インスタグラムでアカウントを新規登録するとき、電話番号の入力を求められます。
新規登録時には「電話番号」ではなく「メールアドレス」での登録も可能なため、新規登録時に電話番号を登録するメリットはそれほど大きくないとも言えます。たとえばインスタグラムの利用開始後、すぐに二段階認証を設定したい場合にはこのタイミングですぐ電話番号を登録しておくのも良いかもしれません。
ちなみに登録した電話番号はあとで変更することや、削除することも可能です。詳細は後述します。
【ケース②】二段階認証の設定:乗っ取り被害防止のメリットがある
アカウントの乗っ取り被害を防ぐためにインスタグラムでは二段階認証を設定できます。ただし二段階認証設定には、電話番号登録が必須です。
インスタグラムのアカウントの乗っ取り被害防止ができるというのは、電話番号登録の最大のメリットの1つと言えるでしょう。
インスタに電話番号を登録する2つのデメリット
インスタグラムのアカウント作成時や二段階認証設定時に電話番号を登録した覚えのある人は多いでしょう。しかし、インスタグラムに電話番号を登録すると以下のようなデメリットがあります。
連絡先同期でアカウントがバレやすい
スマホに入っている連絡先と同期している場合、連絡先を知っている相手のインスタグラムに「おすすめのアカウント」として自分のアカウントが表示されます。表示されるのは、相手も連絡先をインスタグラムに同期している場合ですが、アカウントがバレやすいため注意が必要です。
アカウントバレしたくない人は、後述する方法で同期をオフにしておきましょう。
電話番号を変更したときに本人確認ができなくなる
インスタグラムと紐づけている連絡先が電話番号のみの場合、電話番号を変更したときに本人確認ができなくなる可能性があります。連絡先としてメールアドレスを追加しておくなど、本人確認ができるようにしておく必要があります。
インスタに電話番号を登録しないデメリットは何?
インスタグラムに電話番号を登録しない場合、二段階認証が設定できないためセキュリティ対策が弱くなる、パスワードを忘れてしまった場合にログインリンクを発行できないなどのデメリットがあります。
インスタに電話番号を登録する3通りの方法
インスタグラムに電話番号を登録するには3通りの方法があります。
【アカウントの新規作成時】電話番号の登録方法
ひとつは、アカウントを新規作成するときに登録する方法です。手順は前述の通りのため、必要に応じて先にご紹介した手順を振り返ってみてくださいね。
なお以下の記事でもインスタグラムに新規登録したときの、利用開始手順を詳しく解説しているので参考にしてください。
【プロフィール編集】電話番号の登録方法
電話番号ではなくメールアドレスでアカウント作成を行った場合、「プロフィール編集」から電話番号の登録に進むことが可能です。手順は以下の通りです。
【設定】電話番号の登録方法
「設定」ページから電話番号の登録に進むこともできます。手順は以下の通りです。