Facebookに表示される広告は、不気味になるほど自分が探していたものがピンポイントに表示されることが多い。これは、Facebookがさまざまなアプリやウェブサイトなどから情報を集めているため。この集めている情報はFacebook上で確認が可能だ。
「Facebook外のアクティビティ」を確認する
Facebookでは、Facebook以外のサービスからもデータを集めている。やりとりされるデータは、主にサービスへのアクセス情報、検索した情報、購入した製品やウィッシュリストに追加した製品の情報など。そのため、Facebookでは検索していないようなものでもピンポイントで広告が表示されてしまう。便利言えば便利だが、そこまでデータを集められているのは不安に感じるのは当然のことだ。また、Facebookのプライバシー管理に対する批判が高まる原因ともなった。
この批判に対応する形で、収集の対象となっているサービスを確認・管理できるようにしたのが「Facebook外のアクティビティ」だ。この画面を開くと、Facebookにデータを提供したサービスが一覧で確認できる。Facebookアカウントでログインしたサービスだけでなく、Facebookアカウントと同じメールアカウントでログインしているサービスが連なっているので、これほど多くのサービスからデータを収集しているのかと驚いてしまうかもしれない。
この画面ではサービスの確認だけでなく、今後サービスからのデータ提供をオフにすることも可能だ。
Facebookアプリの「≡」をタップし、「設定とプライバシー」→「設定」をタップする
設定画面が表示されるので、画面中段あたりにある「Facebook外のアクティビティ」をタップする
Facebook外のサービスでFacebookにデータを送信したサービスが表示される。どのようなデータが送信されたかを確認したいときは、チェックしたいサービス名をタップする
送信したデータの情報が表示される。もしこのサービスからFacebookへデータを送信させたくないときは、「(サービス名)からの今後のアクティビティ受信をオフにする」をタップする
確認画面が表示されるので、「オフにする」をタップする。このサービスからFacebookへデータは提供されなくなる
今後データの提供を止めたいときは一括で変更する
Facebookへのデータ提供を望まない場合は、「今後のアクティビティを管理」オプションで一括して設定することも可能だ。ここで設定を変更すると、今後連携させようとするサービスにもデータ提供を止めることができる。
「Facebook外のアクティビティ」画面を表示したら、「その他のオプション」をタップする
画面下部に表示されたメニューから「今後のアクティビティを管理」をタップする
「今後のアクティビティを管理」画面が表示されるので、「今後のアクティビティを管理」をタップする
「今後のアクティビティを管理」画面が表示されるので、「今後のFacebook外のアクティビティ」をオフにする
確認画面が表示されるので「オフにする」をタップする
注意したいのは「Facebook外のアクティビティ」でオフにしても、Facebookから広告がなくなるわけではないということ。あくまでサービスがデータの提供を止めるだけだ。とはいえ、データを提供するサービスが確認できるようになったので、気になる人はぜひチェックしておいたほうがいいだろう。