LINEを使っていると、「友だちのAさんから、Bさんの連絡先を教えてほしいと頼まれた」というようなケースもあるだろう。そんなときはトークで連絡先を送信する機能を使えば、簡単に友だちのアカウントを教えることが可能だ。
トークで連絡先を送信して別の友だちに紹介する
LINEで友だちを追加する方法はいろいろある。その1つが、トークで教えてもらった連絡先から登録するという方法だ。「自分はAさん、Bさんの両方とつながっているが、AさんとBさんはつながっていない」という場合、AさんにBさんの連絡先を送信して紹介すれば、友だちとして追加してもらうことができる。
連絡先を送信する方法は簡単で、トーク画面の下にある「＋」をタップして「連絡先」を選択し、LINEの友だち一覧から紹介したい人を選べばよい。ここではiPhoneから送信する場合を例に説明するが、Androidでも基本的な手順は同じだ。
トーク画面の左下にある「＋」をタップし、「連絡先」をタップする
このようなメニューが表示されるので、「LINE友だちから選択」をタップしよう
連絡先を教えたい友だちを選択し、右上の「送信」（Androidの場合は「転送」）をタップする
次に、受信した側の操作方法を説明しよう。送ってもらった連絡先はトーク画面に表示されるので、それをタップして「追加」をタップすればよい。これだけで友だちに追加できるので、とても簡単だ。
トーク画面で、相手から送られてきた連絡先をタップする
このような画面が表示されるので、「追加」をタップ。これで友だちとして追加できる
複数の友だちをまとめて紹介することはできる？
上記の方法では、1回の操作で1つの連絡先しか送信できない。紹介したい友だちが何人もいる場合は、ちょっと面倒だが同じ操作を何度も繰り返す必要がある。
また、1人の友だちを複数の相手に紹介したい場合、それぞれの相手とのトーク画面で連絡先を送信する必要があるので、かなり手間がかかる。もっと簡単に送信したいなら、パソコン版のLINEで「連絡先をシェア」機能を使おう。この方法なら、1人の友だちの連絡先を複数の相手に一斉送信することが可能だ。
パソコン版LINEで友だちリストを表示し、連絡先を送信したい友だちを右クリック。表示されるメニューから「連絡先をシェア」を選択する
送信先の友だちをクリックしてチェックを付け、「転送」をクリック。これで、選択した友だち全員に連絡先が送信される
別の友だちに紹介したことは相手にバレる？
友だちの連絡先を別の友だちに教えても、本人に通知されることはないので、自分が紹介したことがバレる可能性は低い。ただし、紹介された側が相手を一方的に友だちに追加すると、相手側のLINEの「知り合いかも？」に表示される。心当たりがない場合、不審に思ってブロックしてしまうかもしれない。これではせっかく友だちとして紹介した意味がなくなってしまう。そもそも、勝手に連絡先を教えられたら不快に感じる人が多いはずなので、マナーの面で問題ありだ。トラブルを避けるためにも、事前に了承を得たうえで紹介するべきだろう。また、LINEには本名や顔写真を登録していない人も多いので、「これ、誰？」と思われないように、相手のニックネームなどをあらかじめ教えておくとよい。
紹介した相手が友だちに追加すると、追加された人のLINEの「知り合いかも？」に相手の名前が表示される。相手に心当たりがない場合や、友だちになりたくないと思っていた場合、ブロックされる可能性がある
自分がほかの人に紹介されるのを防ぐ方法はない？
トークで友だちを紹介する機能は便利だが、「自分が勝手に別のユーザーに紹介されるのはイヤ！」という人もいるだろう。しかし、自分の連絡先を送信されるのを拒否する機能は用意されていないため、防ぐことは不可能だ。友だちがマナーを守ってくれることを信じるしかない。もし「○○さんに紹介されました」と知らない人からメッセージが届いても、信頼できる相手かどうかわからない限り、返信せずにブロックしたほうが無難だ。
LINEで友だちのアカウントを紹介するには、その人のIDを教えて検索してもらうという方法もある。しかし、IDを登録していないユーザーも多いし、友だちのIDがわからない場合もあるだろう。ここで紹介した方法なら、IDがなくても簡単に友だちを紹介できて便利なので、ぜひ覚えておこう。
