Twitterの「ツイートアクティビティ」をご存知だろうか。最近は企業の広報に使われることも多いTwitter。自分のツイートがどれだけ反響があるのかを知るのには欠かせないのが「ツイートアクティビティ」である。「ツイートアクティビティ」について紹介しよう。
「ツイートアクティビティ」とは
Twitterの「ツイートアクティビティ」とはなにかご存知だろうか。はじめに、「ツイートアクティビティ」とは何か紹介しよう。最近では企業の広報などに使われることも多いTwitter。広報活動には、自分の行動（ツイートの反響）を把握することが必須だ。Twitterにおいても例外ではない。「ツイートアクティビティ」とはそのような自分の行動（ツイート）に対しての反応を見ることができる機能だ。「ツイートアクティビティ」について詳しく見ていこう。
・自分のツイートの閲覧数やみんなの反応の統計を示す機能
「ツイートアクティビティ」とは、自分が行った行動（ツイート）の閲覧数情報や、そのツイートから自分へのプロフィール情報の表示に繋がった感度の情報を統括的に見ることができる機能だ。つまり、「ツイートアクティビティ」とはTwitterで広報活動を行っていく上では無くてはならない指標ということになる。
効果的にTwitterを使った広報活動を行っていくには「ツイートアクティビティ」の情報を正しく理解しておく必要がある。このように「ツイートアクティビティ」とは、Twitterを運営していく上で無くてはならない情報のため、Twitter運営を行っている方は、ぜひ「ツイートアクティビティ」をマスターしてほしい。
「ツイートアクティビティ」の設定方法
「ツイートアクティビティ」とは前述の通り、Twitter運営者にとっては必要な機能だが、Twitterをプライベートで利用しており、自分の行動（ツイート）について行動情報を確認する必要がない人はほぼ使うことのない機能だ。そのため、「ツイートアクティビティ」を効果的に使うには、「ツイートアクティビティ」の設定を行わなければならない。「ツイートアクティビティ」とは何か分かったところで、「ツイートアクティビティ」の設定をしていこう。
Twitterでは「ツイートアクティビティ」機能を含む、閲覧数など自分の行動（ツイート）の反響を閲覧できる機能を「アナリティクス」と読んでいる。「アナリティクス」とは、様々な情報を解析できる機能だ。一般的にはアクセス解析と言われる。「ツイートアクティビティ」を効果的に利用するには、Twitterのアカウントでアナリティクスを有効に設定する必要がある。
Twitterアナリティクス画面はこちら → アナリティクス
「ツイートアクティビティ」の情報を有効に活用して自分の行動を正確に表示させるには、Twitterの「アナリティクス」設定画面に移動して、アナリティクスの「はじめる」ボタンをクリックしよう
「ツイートアクティビティ」の見方を紹介しよう。「ツイートアクティビティ」とは、ツイート個別だけではなくアカウント全体に対する自分の行動の反響を測ることのできる機能だ。そのため、ツイートごとの「ツイートアクティビティ」を表示させる見方と、アカウント全体に対する「ツイートアクティビティ」を表示させる見方それぞれを紹介しよう。
・個別ツイートのアクティビティを見る
個別のツイートごとに「ツイートアクティビティ」を表示させるための見方を紹介しよう。この見方で「ツイートアクティビティ」を確認することで、その自分が行った行動（ツイート）単体についての反響を表示させて確認することができる。
「ツイートアクティビティ」をツイート毎に表示させる見方は、「ツイートアクティビティ」を表示させたい自分のツイートを表示させて、「ツイートアクティビティを表示」をクリックする。これで、その自分の行動（ツイート）が単体で及ぼした情報を表示させることができる
・アカウント全体のアクティビティを見る
自分のアカウント全体に対する「ツイートアクティビティ」情報を表示させるための見方を紹介しよう。前述の通り、ツイート毎に表示させる「ツイートアクティビティを表示」から表示させる見方では、そのツイートに対する反響しか表示されない。アカウント全体に対する「ツイートアクティビティ」を表示させるには別の見方があるのだ。
アカウント全体に対する「ツイートアクティビティ」は通常のツイート画面では表示されないので、Twitterにアクアセスした後メニュー画面の「もっと見る」から詳細設定メニューを表示させる必要がある
詳細設定メニューを表示させると、「設定とプライバシー」の上に「アナリティクス」という項目がある。「アナリティクス」を選択するとアカウント全体に対する「ツイートアクティビティ」を確認することができる
「ツイートアクティビティ」で見ることができる情報を紹介しよう。「ツイートアクティビティ」ではリツイート数やいいね数など通常のツイート画面で見ることができる情報に加えて様々な情報を確認することができる。特に「ツイートアクティビティ」で確認しておきたい情報が、「インプレッション」と「エンゲージメント」という「ツイートアクティビティ」の項目だ。これらの「ツイートアクティビティ」項目とはどのような項目なのか紹介しよう。
・インプレッション
「ツイートアクティビティ」の「インプレッション」とは、自分が行ったツイートを自分以外のユーザーがTwitter上で目にした数のことである。Twitterでは基本的に自分がフォローしていないユーザーのツイートは表示されないが、ハッシュタグ検索やキーワード検索で通常は表示されない他者の画面に自分のツイートが表示されることもある。これら、フォロー外からの閲覧も含めて、そのツイートを見た人の数を確認することができる。
・エンゲージメント
「ツイートアクティビティ」の「エンゲージメント」とは、自分が行ったツイートを経由してリツイートやいいね、自分のプロフィールへのアクセスを行ったユーザーの数のことだ。つまり、自分のツイートに対して他のユーザーがなんらかの反応を行った場合に加算される指標である。なお、他者がスクリーンショットなどを行って反応を行った場合はTwitterはそれを把握することはできないので表示されない。
「ツイートアクティビティ」に自分の行動はカウントされる？
「ツイートアクティビティ」には自分が行った行動もカウントされているのか、されないのか気になるところだろう。「ツイートアクティビティ」の自分の行動についてどのように扱われているのか紹介しよう。
・自分の行動もカウント対象になる
「ツイートアクティビティ」には自分の行動についても例外されないので反響として反映されている。「ツイートアクティビティ」に除外設定などは無いので、自分の行動も含めた反響として「ツイートアクティビティ」を確認しなければいけない。
どうしても自分の行動を除外したい場合は、手動や自作プログラムで自分の行動を監視してカウントしておき、それを「ツイートアクティビティ」の値から差し引けばよいが、あまり現実的ではないので、実用面で考えれば「ツイートアクティビティ」の値に0.9程度の係数による補正値を与えておくとよいだろう。
「ツイートアクティビティ」が表示されない場合は？
最後に、「ツイートアクティビティ」が表示されないときの原因いや対処法を見ておこう。「ツイートアクティビティ」の表示機能はTwitterリリース当初にはなかった機能だ。そのため、古いバージョンのTwitterアプリを使っている場合などは「ツイートアクティビティ」が表示されないことがある。
そのようなときには、Twitterアプリを最新バージョンにアップデートすれば良いがそれでもまだ「ツイートアクティビティ」が表示されない時は、アカウント自体の「ツイートアクティビティ」機能が有効になっていない可能性があるので、「「ツイートアクティビティ」の設定方法」で紹介した「アナリティクス」をはじめる方法を試すと、「ツイートアクティビティ」が表示される。「ツイートアクティビティ」されないときには試してほしい。
※サムネイル画像（Image:IgorGolovniov / Shutterstock.com）