LINEで友だちと連絡が取れなくなったり、送ったメッセージに既読が付かなくなると、「ブロックされたのでは……」と不安になってしまう人も多いはず。そんなとき、ブロックされているか確認する方法を知っていれば、本当にブロックされているかどうかを知ることができます。この記事では、LINEで「相手にブロックされているか」の確認方法をご紹介します。
LINEの「ブロック」とは?
LINEのブロックとは、LINE上で連絡を絶つ手段のひとつです。自分がそのユーザーをブロックする場合、相手から送られてきたメッセージは表示されません。
相手にブロックしたことを通知する機能はないため、ブロックされた側はブロックされたかどうかは分かりません。ブロックされた側は引き続きブロックした側にメッセージなどを送ることができますが、既読がつくことはありません。
以下にブロックした側とされた側の違いを、執筆時に各機能を検証したうえでまとめました。
ブロックした側 | ブロックされた側 |
友だちリストから消える | 友だちリストから消えない |
トークルーム、トーク履歴は残る | トークルーム、トーク履歴は残る |
メッセージは表示されない | メッセージに既読がつかない(読まれない) |
相手からの着信は通知されない | 通話しても相手が応じない |
スタンプなどのプレゼントはできない | スタンプなどのプレゼントはできない |
LINEギフトを送られても通知は届かない (ギフトを受け取ること自体は可能) |
LINEギフトは送れる |
相手のプロフィール画面、全体公開の投稿の閲覧可能 | 相手のプロフィール画面は閲覧可能だが、全体公開の投稿以外が見られない |
グループトークでのやりとりは可能 | グループトークでのやりとりは可能 |
関連ゲームのランキングで相手が表示されない (LINEバブル2で検証) |
関連ゲームのランキングで相手が表示されない |
ブロック後に投稿されたノートは閲覧不可 | ブロック後に投稿されたノートはタイムラインに表示されない |
ちなみに、LINEには「ブロック」のほかに「非表示」という似た機能もあります。非表示をすると、そのユーザーが「友だち」の一覧に表示されなくなり、LINEスタンプ、LINEギフトをプレゼントできなくなります。一方「非表示にされた側」には、特に機能面での変化は起きません。
相手にブロックされているか確認することは可能?
LINEで相手にブロックされているか確認する方法には、主に以下の3通りがあります。
・「LINEスタンプ」を使う方法
・「ノート」を使う方法
・「複数人トーク」を使う方法
「LINEスタンプ」を使って相手にブロックされているか確認する方法
ブロックをされると、相手に「LINEスタンプ」をプレゼントできなくなります。
田中が実際には持っていないスタンプにも関わらず「〇〇(アカウント名)はこのスタンプを持っているためプレゼントできません」と表示されたため、「田中が相手をブロックしている」ことが確定します。
ブロックされているかの確認を行うだけであれば、スタンプの購入も不要なため「無料で何度でもブロック確認ができる」ことが大きなメリットです。
とはいえ実際には、プレゼント先の相手が「そのスタンプを持っているかどうか」は確認が難しいもの。「相手がスタンプを本当に持っている」可能性もある点に要注意です。
相手が確実に持っていないであろう「リリース間もないスタンプ」や「相手の趣味に明らかに合わないスタンプ」を送ってみると良いでしょう。
「ノート」を使って相手にブロックされているか確認する方法
「ノート」機能を用いることで、ブロックされているかをより高い精度で確認できます。
通常は「ノート」を作成すると、トークルームにサムネイルが表示されます。しかし、ブロックされるとサムネイルが表示されなくなります。
この方法では、確実に自分がブロックされているかどうか知ることができます。ただしブロックされていない場合、相手からすると唐突にノートが送られてくることになります。相手にやや不審な印象を与えることは否めません。
あらかじめ「ブロックされていない場合」も想定して、ノートを送る口実も考えておきましょう。
「グループトーク」を使って相手にブロックされているか確認する方法
グループトークを作ることでも、ブロックされているかどうかをほぼ確実に判断することができます。
この方法でも、ほぼ確実にブロックされているかどうかを判断できます。
しかしブロックされていない場合、相手にとっては唐突にグループトークに招待されることになります。招待の口実を考えておきましょう。
「相手にブロックされたら起きること」から総合的に判断する手もある
「相手にブロックされた時によく起きる現象」をいくつかチェックして、総合的に「ブロックされているかを判断する」という手もあります。
ノートの作成やグループトークの作成と比べて、相手に不審な印象を与えるリスクは低下します。なお、ブロックされている時に起こる現象は主に以下のものです。
・メッセージが既読にならない
・LINEの無料通話が強制終了されてしまう
・既読は付かないのに相手がステータスメッセージやプロフィールを更新している
・グループトークでは既読になるのに1対1のトークは未読のまま
・全体公開の投稿を相手のホーム画面では見られるのに自分のLINE VOOMでは閲覧不可
すべてに当てはまった場合、100%ではありませんが、ブロックされている可能性は非常に高くなります。
まとめ
「相手にブロックされているかどうか」を非常に高い精度で検証したい場合、ノートの投稿やグループ作成をおすすめします。
一方で、これらの方法には「ブロックされていなかった場合、相手に不審な印象を与える」リスクがあります。不審な印象を与えるリスクを避けたい場合は、「グループトークでは既読になるのに1対1のトークは未読のまま」といった項目を1つ1つチェックして総合的に「ブロックされているか」を推測するのが無難です。
※サムネイル画像(Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com)