2020年に呟かれたゲームに関するツイートは20億ツイートを超えたそうだが、2021年も前年比18%増とその勢いはますます強まっているようで、国別では日本が一番ツイートしているとTwitter JAPANが発表した。
内訳を見ると、日本で最も話題になったゲームの1位は「原神」、2位「荒野行動」、3位「Apex Legends」で、世界で見ると1位は「原神」、以下「Apex Legends」、「あんさんぶるスターズ!」と続く。日本で生まれた長寿ゲーム「ファイナルファンタジー」は、世界ランキングでは4位なのに日本ではランク外と、不憫な結果となっている。
ゲーム関連人物では、すとぷりのころんが1位を獲得
eスポーツやゲームイベントを含むゲーム関連の話題は、ツイッターでも人気トピックのひとつだが、2021年もその流れは止まらない。国内外問わず1番話題になっている「原神」はオープンワールド型アクションRPGで、2020年9月にリリースされている。2020年は8位だったことを考えると、人気急上昇といっていいだろう。シングルプレイ、マルチプレイの両方で遊べるほか、PC、PS5、PS4、iOS、Androidとマルチプラットフォームで展開して多くのユーザーを獲得したことが、ツイートを集めた要因でもあるだろう。
ゲーム関連人物が話題となることも多い。世界で最も話題となったのは、YouTubeを中心に活動している日本の6人組エンタメユニット・すとぷりのころん(@Colon56N)で、2位はQuackity(@Quackity)、3位はIbai(@IbaiLlanos)がランクインしている。
また、世界最大級のゲームイベント「E3」についてのツイートも多く、開催期間の6月12日から15日までの4日間は、ツイッター上での話題を独占。世界中の30のトレンドのうち26がE3関連のもので、開催国であるアメリカや日本で最もツイートされたようだ。話題に上がったのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」、「エルデンリング」、「バトルフィールド2042」、などで、この中から次なる大ヒットが生まれるかもしれない。
スポーツイベントも復活しつつあるが、eスポーツ界隈では年初から多くのリーグがスタートしており、話題も多数挙がっている。日本でもっとも会話されたeスポーツチームは、海外にも拠点を構える「DeToNator」、FPSや格闘ゲームを中心に活動する「CYCLOPS athlete gaming」、親会社を持たない市民クラブの「Nagoya OJA」などがランクイン。世界編では「LOUD eスポーツ」、「paiN Gaming」、「FaZe Clan」が名を連ねた。
また、登場して間もないTwitterの音声会話サービス「スペース」での、ゲームクリエイターに人気の高かったスペースも発表されている。上位にはRanboo (@Ranboosaysstuff)、Tubbolive (@TubboLive)、Alpharad (@Alpharad)、BadboyHalo (@BadBoyHalo)、Class (@Class)の5つが挙げられているので、興味のある人は覗いてみてはいかがだろうか。
出典元:世界でもっとも会話されたゲームは「原神」に。Twitter Japanがゲームとeスポーツに関する2021年上半期のインサイトを公開【4Gamer】
※サムネイル画像(Image:Leonel Calara / Shutterstock.com)