スマホで電話する場合、気になるのが通話料金。多くのキャリアの一般的な通話料金は30秒20円と割高なので、長電話すると財布に厳しい。電話代を節約したいなら、おトクに利用できる通話サービスを使うのがお勧め。LINEを活用している人なら、「LINE Out」の利用を検討してみよう。
広告を見れば無料でかけられる「LINE Out Free」
（Image:Kritsada Saketklaw / Shutterstock.com）
LINEには、LINE同士で無料通話できる機能以外に、携帯電話や固定電話に通話できる「LINE Out（ラインアウト）」というIP電話サービスを提供している。このサービスを使えば、おトクに通話が可能になる。
「LINE Out」は本来有料のサービスだが、発信する前に15秒の広告動画を視聴すると電話代が無料になる「LINE Out Free（ラインアウトフリー）」も用意している。こちらなら、携帯電話宛なら1分、固定電話宛なら3分まで通話が可能で、1日5回まで利用できる。時間と利用回数には制限があるが、短時間の通話をする場合なら電話代がかからないので圧倒的におトク。LINEを使っているなら、ぜひ活用したいサービスだ。
「ウォレット」を開き、「その他サービス」をタップする
サービス一覧が表示されるので、「LINE Out Free」をタップする
通話するときは、iPhoneは画面左上、Androidは画面右上のダイヤルアイコンをタップする
相手の電話番号を入力して、通話アイコンをタップする
SMSでの認証が求められた場合、認証すれば自分の電話番号を通知して発信できる。ただし、キャリアによっては認証しても非通知になるので注意しよう。キャンセルした場合は、非通知での発信になる
「広告を見て無料通話」をタップすると、動画広告が表示される。広告が終わったら、「×」をタップすると無料で発信される
クレジットを追加してLINE Outを使う
通話画面を開いたら、画面上部の「LINE Out Free」をタップする
長時間の通話や頻繁に通話を利用する人は、有料通話のLINE Outを使おう。こちらは、使う分だけ事前に料金をチャージする「コールクレジット」、毎月決まった時間を通話できる「30日プラン」の2つのプランが用意されている。
コールクレジットの場合、日本国内への発信なら、固定電話宛は3円/分、携帯電話宛は14円/分でかけられる。
30日プランは、固定電話宛は2円/分、携帯電話宛は6.5円/分に設定されている。なお、固定電話と携帯電話に120分までかけられるコース（720円/月）、固定電話と携帯電話に60分までかけられるコース（390円/月）、固定電話のみに60分までかけられるコース（120円/月）の中から選ぶ必要がある。
選択画面が表示されるので、「LINE Out」をタップする
LINE Outの通話画面に切り替わった。クレジットがあれば、そのまま通話が可能だ。コールクレジットの追加、または30日プランを購入する場合は、画面右下の「i」をタップする
「LINE Outの有料プラン」の下向き矢印をタップし、購入するプランのリンクをタップ。あとは、画面の指示にしたがって購入すればよい
「LINE Out」は格安な料金か無料で通話ができるおトクなサービスだ。LINEでつながっていない人宛に電話することが多い人は、活用して通話料金を節約しよう。
