Facebookは自分の写った写真に「タグ」を付けることができる。タグが付くと、写真上に名前が表示されるので、誰と誰が一緒に写っているのかすぐにわかってしまう。この機能は便利な反面、名前と顔が一致しないようにプロフィール写真を自分の顔以外に設定していても、タグ付けされてしまってはバレバレだ。不安な人はタグを削除するのがお勧めだ。
写真に付いた自分のタグを削除する
(Image:AlexandraPopova / Shutterstock.com)
Facebookに投稿された写真にタグ付けされると、その写真の上に名前が表示されるようになる。また、その名前を開けばその人のプロフィールページが表示される。相手とつながるには便利な機能なのだが、タグ付けされた人は公開範囲を決めることができない。つまり、投稿者が全員に公開してしまうと、自分がまったく知らない人にまで、自分の顔と名前が知られてしまうことになる。
現在のFacebookの仕組みでは、タグ付け自体は拒否できない。そのため、タグを付けられてしまったときは、自分で削除するしかない。なお、タグが付いた写真が投稿されると通知が来るので、タグ付けされたことを知ることはできる。タグ付けされた写真を確認して都合の悪いものは削除しておくのがお勧めだ。
タグ付けされた写真が投稿されると、お知らせで通知される
削除したい投稿を表示したら、投稿の右上にある「…」をタップする
メニューが表示されるので、「タグを削除」をタップする
これで写真からタグが削除された。なお、削除しても相手に通知は届かない
タグ付けを極力されにくくするには
「≡」→「設定とプライバシー」→「設定」の順にタップする
Facebookには写真の人物を自動で認識する機能がある。タグ付けはこの機能を活用しており、投稿された写真に合致する人物がいれば、その人の名前をタグの候補として表示する。投稿者は名前をタップすれば、すぐにタグが付く、という仕組みだ。
このお節介な機能をオフにすれば、タグ付けの際に自分の名前を表示させないようにできる。この状態なら、相手は自分の名前を入力しなければタグが付けられない。「何が何でもタグ付けしたい!」という人以外ならあきらめてくれる可能性があるので、タグを付けられる可能性を低くできる。タグを付けらたくない人はオフにしておくのがお勧めだ。
設定画面が表示されるので、「タイムラインとタグ付け」をタップする
「あなただと思われる写真がアップロードされたときにタグ付けの提案が表示される人」をタップする
「非公開」を選択する。これで、自分の写った写真が投稿されても、タグ付けの候補に名前が表示されなくなる
写真のタグ付けは便利だが、自分の知らない人まで名前と顔が知られしまう恐れがある。プライバシーを重視するなら、タグ付けには十分注意しよう。