一眼レフカメラには状況に応じたレンズ交換の選択肢があるので、「本格的な写真を撮るなら、スマホじゃダメ!」と考えている人も多いのでは? 今やスマホ用レンズキットが侮れない性能なのを知らないと、恥をかくかも!
スマホでは望めない光学ズームを実現!
(Image: Amazon.co.jp)
今や下手なデジカメより高画質なスマホのカメラ。しかし、薄いボディにレンズを収めるため、高倍率の光学ズームレンズを搭載するのは難しい。そこで注目したいのが「YOKINO スマホ用望遠レンズキット」だ。これは特殊なグリップで望遠レンズとスマホをガッチリと接合できるシステムなので、iPhoneはもちろん、どんなスマホでもマウントできるのが特徴。その姿は、もはやデジカメを超えて一眼レフのようにも見える。
気になるレンズの性能は、望遠鏡換算で10×40クラスとズーム機能はなかなかのもの。一般的な双眼鏡は7×50(倍率7倍×レンズ幅50mmm)なので、デジカメで10~12倍、一眼レフ換算なら200mmm相当だろうか。透光率も約99.5%と明るく、小口径ながらシャープな絵作りには期待がもてそうだ。
望遠鏡をスマホ用レンズに転用?
(Image: Amazon.co.jp)
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妙に堅牢な作りでスマホ用らしからぬゴツさのある「YOKINO スマホ用望遠レンズキット」。スペック表にある「10×40」の倍率表示は、通常、双眼鏡や望遠鏡などスコープの性能を示すのによく使われる表記で、「倍率×レンズ口径」を示している。他にもプリズムや焦点を合わせる機構にも双眼鏡に近い構造があるので、元は望遠鏡だったものをスマホ用レンズに転用したのかもしれない。「YOKINO スマホ用望遠レンズキット」は「スマホに付ける望遠レンズ」というより、「望遠鏡にスマホを取り付けるキット」と捉えたほうがよさそうだ。したがって、人物や風景のスナップ写真よりも、屋外でのスポーツ観戦やバードウォッチングなどに向いた製品といえるだろう。