それでは、まず2020年発売の「iPad Air(第4世代)MYFN23J/A」で、AmazonのタッチペンとApple Pencil(第2世代)を使って文字や図形を書いてみましょう。
まず、Apple Pencilは当然のことながら、とてもスムーズな書き心地です。次に、Amazonのタッチペンですが、こちらも遅延などは感じず、Apple純製品同様にスムーズな書き心地でした。
もちろん、Apple Pencilと同じように画面に手が触れても誤動作をしない「パームリジェクション」に対応しますし、ペンを傾けて線の太さが変わる「傾き検知機能」にも対応しますので、文字や簡単な図形などを書いているぶんにはほとんど違いを感じません。
ただし、Apple Pencilは筆圧感知機能に対応しますが、Amazonのほうは非対応です。もし、本格的にiPadでイラストを描きたいという人には向きませんのでご注意ください。
次に、2019年発売の「iPad mini(第5世代)MUU52J/A」でテストしてみます。Apple Pencilは「iPad mini (第6世代)」以降でないと対応しないので、Bluetoothでのペアリングができず、まったく使えませんでした。
しかし、AmazonのタッチペンはiPad mini(第5世代)も対応するので、電源オンですぐに使えます。もし、古いiPadで使いたいときは、Apple PencilよりAmazonのほうがいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回はAmazonでたった2,599円のiPad用タッチペンを購入して、実際にiPadで使ってみました。
その結果は、2万円以上する「Apple Pencil(第2世代)」と同じようにスムーズに使うことができ、しかも、少し古めのiPadでも使用できました。1/8程度の価格なのに、Apple純正品と同じように使えるのですからコスパは最高ですね!もちろん、Amazonのタッチペンは筆圧感知機能に対応しませんので、本格的にiPadでイラストを描きたい人は注意してください。
なお、筆者は以前ダイソーで1,100円のiPad用タッチペンも購入しましたが、磁気ワイヤレス充電ができないことと、動作時間が4時間しかないのが意外とストレスでした。
その点、今回購入したAmazonのタッチペンは磁気ワイヤレス充電ができて10時間も動作します。価格はダイソーの2倍以上しますが、長く使うなら絶対にAmazonの激安タッチペンのほうがいいと思いました。
※文中の価格はすべて税込みです。
※記事内の商品情報は筆者購入時点(2024年10月)です。店舗により在庫切れ、取り扱っていない場合があります。