皆さんは「ググる」という言葉をご存じだろうか。「ググる」とは、「Googleで検索する」の略である。2008年頃から某ネット掲示板内では、「人に聞く前に、それぐらい自分でGoogle検索しろ、カス野郎め!」といった意味の「ggrks(ググレカス)」というネットスラングも登場した。もちろん、お上品な筆者はそのような言葉は使ったことがないが、これらはすべてGoogleがよく使われる検索エンジンであるからこそ生まれた言葉である。
今日は、たった30秒でiPhoneをスマートに使いこなせる方法を日々発信しているインスタグラマー・やっとこ iPhone×北欧チックなマイホーム@_yattokoさんの投稿『ググる時代終了のお知らせ』について、皆さんにご紹介します。
やっとこ⌇iPhone×北欧チックなマイホームさんは、先日Instagramへ、調べものをする際に、Googleを使わずLINEで検索をする方法を紹介した動画を投稿した。
それではさっそく、この投稿について詳しく解説していきます。
トークルームから検索ができる!?
人とLINEのやり取りをしている最中に、必要なリンクや情報を共有したい場合は、一度LINEの画面を閉じて、検索アプリを起動している人がほとんどかもしれない。しかし、今回ご紹介する方法を使うと、LINEを開いたままで検索をすることができるのだ。もう少しわかりやすく言えば、LINEの中に、実はウェブの検索機能があったのである。
まずは、LINEの設定画面から「LINE Labs」を選択。
その中の「トークルームで検索」をスライドしてオンにする。
すると、LINEのトークルーム画面右下に、虫眼鏡のマークが出現するのだ。
虫眼鏡マークをタップすると、気になるワードをすぐに検索することができる。これはかなり便利なのではないだろうか。
なお、検索画面には、「すべて」「ニュース」「動画」「画像」「公式アカウント」「ショッピング」「LINE VOOM」「レビュー」「ミュージック」「スタンプ」「着せかえ」「辞典」「サービス」「専門家」「オープンチャット」の15個のタブが用意されており、ワードを絞り込んで検索することも可能である。
アプリの切り替えは、意外とストレス
「トークルームで検索」の機能を使うと、検索結果をすぐにLINEで友だちにシェアすることができる。トークを途切れさせることなく検索ができるこの機能は、実際に使ってみると、思っていたよりも便利で驚いてしまった。自分ではまったく気が付かなかったが、LINEにパスコードを付けてしまっている筆者は、アプリの切り替えが意外とストレスだったようである。
便利な「トークルームで検索」の機能だが、なぜ最初からデフォルトでオンになっていないのだろうか。実は、設定画面にある「LINE Labs」にあるものはすべて、正式リリース前の実験用のものなのだそうだ。そのため、予告なしに削除される場合もあるらしい。
言われてみれば、たしかに先ほどの設定画面にも「フィードバックフォーム」という項目があった。実際に「トークルームで検索」の「フィードバックフォーム」をタップしてみると、文字の入力や写真を任意で追加することができ、この機能に関するアンケートのようなものを記入できるようになっている。
ここに投稿されたユーザーからのフィードバッグの書き込みを見ながら、公式が機能の改善や追加、削除の目安にしているようだ。
気に入った機能は、フィードバックフォームの入力を!
使ってみると何かと便利な「トークルームで検索」の機能。この機能が気に入った方は、ぜひフィードバックフォームで「使いやすい」「正式採用してほしい」という旨を運営にしっかり伝えるのがよいかもしれない。
ユーザーの反応がとぼしければ、あまり使われていないと勘違いされて、機能が削除される可能性もなくはないからだ。
「LINE Labs」では今回ご紹介した他にも、トークルームをフォルダーで管理できる「トークフォルダー」や、LINEで表示されるテキストに好きなフォントを設定できる「カスタムフォント」など、さまざまな機能が盛りだくさんなので、気になる方は一度、チェックしてみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「やっとこ iPhone×北欧チックなマイホーム(@_yattoko)」さん提供)