10年後、人間が行っている多くの仕事をAIに取られる時代が来るそうだ。AIは「Artificial Intelligence」の略で、日本語に訳すと「人工知能」のことである。AIは早くて正確な処理能力を持っているので、会社は人間を雇うよりもコスパがよい。今までクリエイティブな職種は“後まで残る”と言われてきたが、筆者のようなライター業は、いよいよAIに取って代わられる日が近いかもしれない。
今日は、Apple製品を10倍使いこなす方法を日々紹介しているインスタグラマー・マリエiPhoneアプリとApple活用術@marie_okawaさんの投稿『今話題のChatGPTどう使う?』について、皆さんにご紹介しようと思う。
マリエiPhoneアプリとApple活用術さんは先日、下記の文章とともに、チャットボット「ChatGPT」について、わかりやすく紹介した画像をInstagramへ投稿した。
「【今話題のChatGPTどう使う?】ChatGPTもう使ってみた?何やらすごいらしいけど、Siriと何が違うの?自分には関係なくない?と正直思ってた でも使ってみたら、優秀すぎて人間勝てないかも…って思っちゃった!(ChatGPTがもしGoogleのコーディング職の試験を受けたら年収2400万円もらえるレベルらしい🫢)特に便利だと思ったのは、やり取りに柔軟性があって自然な文体で回答がでてくること。今回は、日常で役立ちそうなことアレコレ聞いてみたよ!ググる時代が終わるかも!?ってGoogleも脅威に感じてるくらいらしいので まだ使ったことない人は一度やってみてー!」
こちらの投稿には、890件以上の「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
今、話題の「ChatGPT」って何?
「ChatGPT」とは、サンフランシスコのOpenAI社が開発した最新型のチャットボットである。チャットボットというのは、ユーザーとの会話を自動的に行うAIのことで、ChatGPTはその中でもテキストの生成を得意とした人工知能ツールだ。投稿者のマリエiPhoneアプリとApple活用術さんは、ChatGPTについて「人と話しているみたいになんでも答えてくれる」と述べている。
ChatGPTで出来ることの例としては、スピーチやあいさつ文、読書感想文を書いてもらったり、Excelの使い方などを聞いてもスラスラと答えてくれるという。
利用方法は簡単で、ChatGPTのサイトから「TRY CHATGPT」のボタンをクリックし、無料のユーザー登録をするだけだ。ログインには、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントも流用できる。日本語にも対応しているので英語がわからないという方でも安心だ。
ChatGPTの良さについて、ChatGPTに聞いてみた!
この投稿を見たインスタユーザーたちからは「え! これすご!!!! 最近のAIは天才すぎて…文章考えるの苦手な人にめっちゃいい。神すぎる。」と、ChatGPTを絶賛する声や、「エクセルの関数までできるんですね、素晴らしいまとめありがとうございます」と、有益な情報の投稿に感謝を述べる声など、さまざまなコメントが寄せられている。
実際に、筆者もChatGPTに何か聞いてみようと思い、ChatGPTのよさについて自己PRをしてもらったところ、「自然な会話が可能」「さまざまなトピックに対応可能」「高度な応答生成」「多言語対応」の4つを軸に、立て板に水のごとくスラスラとChatGPTの素晴らしさについて文章化してくれた。ライター顔負けの、とんでもないプレゼン力である。
特性上、間違った知識が含まれている事もあるので、文章作成後には必ずチェックが必要とのことだが、ChatGPTの自己PRについては、最初から最後まで「ふむふむ」と、頷きながら読んでしまった筆者としては、そこから間違った知識を見つけだすのも至難の業だ。
文章作成もAIの仕事になった
話題のチャットボット「ChatGPT」で、どのようなことができるのかを紹介した今回の投稿。
他にもChatGPTにさまざまなことを質問してみたが、しっかりと答えてくれたので、ついに文章作成もAIの仕事になったのかと、思いがけずひと時代の終わりを感じてしまった。
寂しいというよりも「科学の力ってすげー!」といった気持ちの方が大きいので、いつか遊んだゲームのモブキャラの気持ちが、この歳になってよくよかる。今の時代に生きて、子どもの頃には考えもしなかった科学の進歩を、この目で見ることができたのは本当にラッキーなことだ。
真面目な文章がほしい場合、今のところ速さではChatGPTの右に出るものはいないだろう。ここは潔くAIに負けを認め、ライターとしての今後は『おもしろ路線でペンを握っていこう!』と、心に誓った筆者である。
※サムネイル画像(Image:「マリエ iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)」さん提供)