放送中の最新作から過去の名作まで、フジテレビ作品が楽しめる「FODプレミアム」。映画やドラマ、アニメ、バラエティなど、8万本以上の豊富なラインナップが見放題のほか、対象の漫画や雑誌も読み放題となっているサービスだ。
今回は、そんなFODプレミアムで、2022年に多く視聴された作品をランキング形式でご紹介。この1年どのような作品が人気を集めたのか、ランキングをチェックしながら一緒に振り返っていこう。
国内ドラマ部門のトップは、切なくも温かいラブストーリー
FODプレミアムは2022年12月23日、ジャンル別視聴・購読ランキング「FODプレミアム2022年 人気作品ランキング」を発表した。国内ドラマや国内映画、バラエティ、アニメ、アジアドラマにおいて最も多く視聴された作品と、最も多く読まれたマンガのランキングトップ10を公開。今回はその中から国内ドラマとアニメのトップ3を紹介しよう。
まずは国内ドラマランキングから。
第1位は2022年10月にスタートした「silent」。かつて本気で愛した人と音のない世界で出会い直す、切なくも温かいラブストーリーだ。初回放送日からTwitterのトレンドで1位を獲得し、フジテレビ史上最速で見逃し配信160万回を突破した作品。最愛の人を思い続ける女性と、若くして難病を発症した男性。別れてから8年後に再会を果たし、待ち受ける厳しい現実に立ち向かいながらも寄り添って生きていく2人に、多くの視聴者が涙している。
第2位は2022年1月期に放送された「ミステリと言う勿れ」。変わり者のでおしゃべりの大学生が、巻き込まれた事件の謎だけでなく人の心も解きほぐしていく新感覚のミステリーだ。累計発行部数1300万部を突破している人気コミック「ミステリと言う勿れ」が原作となっており、2023年秋に映画版の公開も決定している。ひたすらしゃべり続ける主人公のトークは、一見屁理屈のようにも感じるが、観ている人に勇気を与えてくれるような言葉が数多く飛び出す。ミステリーと会話劇が融合したストーリーは、多くの人をとりこにさせた。
第3位は2018年4月に放送がスタートした「コンフィデンスマンJP」。1、2位と新作が続くなか、3位は過去作のランクインとなった。年齢不詳・正体不明・規格外で無軌道なコンフィデンスウーマンをはじめとする詐欺集団が、金の亡者たちからあらゆる手段を使って金を巻き上げようとするストーリー。どのようなトリックを使ってターゲットから金を奪うのか、抜群のチームワークと予想もつかない騙し合いは、視聴者の目をくぎ付けにした。
続いて、アニメランキングを紹介しよう。
第1位はみんなもきっとお察しだろう「SPY×FAMILY」。スパイの男と殺し屋の女、心を読める超能力者の少女の3人が仮初の家族を築き、家族としての普通の日常を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディだ。スタイリッシュなスパイアクションと、ドタバタなホームコメディの掛け合わせがおもしろいのはもちろんだが、超能力者でありながら子どもらしさ溢れるアーニャのかわいさに世界中でハートを射抜かれた人が続出した。普段アニメをまったく見ない筆者の母親も、かわいらしいアーニャのとりこになっていた。
第2位はSPY×FAMILYと同じく、全世界で大きな話題となった「鬼滅の刃」の遊郭編だ。物語の舞台は日本の大正時代。鬼に変えられてしまった妹を人間に戻すべく、主人公が鬼に立ち向かう姿を描いた和風ダークファンタジー。家族愛や兄妹愛がストーリーに盛り込まれており、子どもから大人まで、多くの人の心を惹きつける作品となっている。もともと漫画の単行本が手に入らないほど人気の高い作品だったが、アニメ化や映画化を経てさらにその人気が加速したように思う。
第3位は「週刊少年ジャンプ」にて1997年より連載がスタートし、コミックス累計発行部数は5億部を突破した大人気漫画が原作の「ワンピース ワノ国編」。2022年には映画版「ONE PIECE FILM RED」が公開され、さらなる盛り上がりを見せている。悪魔の実を食べてゴム人間になった少年が、海賊王になることを夢見て航海に出るストーリー。主人公が仲間とともに数々の困難に立ち向かい、乗り越えていく様をアツく描いており、まさに、日本を代表する作品といっても過言ではないだろう。
2022年、みんなが胸を熱くした作品はランクインしていただろうか?
出典元:2022年人気作品ランキング【FODプレミアム】
※サムネイル画像は(Image:「FODプレミアム」公式サイトより引用)