ドコモが運営する動画配信アプリのdTVに無料で登録したり入会したりするにはどうしたらいいのだろうか。この記事では、ドコモユーザー以外でも入会できるdTVへの登録方法と、dTVに入会するときの注意点などについて詳しく解説する。
「dTV」とは?
動画配信サービスが続々と登場しているが、どのサービスが一番自分に合っているのかは無料体験を試してみて比較してみるのがおすすめだ。動画配信サービスは、サービスによってそれぞれ月額利用料金や、配信されている動画の数、動画のジャンルにそれぞれ特徴がある。
今回は数ある動画配信サービスでも格安の月額利用料金で利用できるdTVの無料お試しに登録して入会する方法を解説する。dTVとはどのようなサービスで、登録方法の手順とはどのようなのだろうか。
・NTTドコモが提供する動画配信サービス
dTVとはどのようなサービスなのか解説する。dTVとは、NTTドコモから提供されている動画配信サービスである。NTTドコモが運営する動画配信サービスであるが、ドコモユーザー以外の人でも契約できる点が特徴的だ。
また、利用料金にも特徴があり、月額550円という格安料金で動画を見放題できる。現在、国内で展開している動画配信サービスでは、Amazonプライムビデオが月額税込み500円のプライム会費で動画を見放題できるが、その他のサービスでは500円程度で利用できるサービスはない。主要な動画配信サービスは、月額1,000円前後の料金設定となっているものが多い。
Amazonプライムビデオを除くと、dTVの圧倒的な料金の安さというのが際立っている。また、料金が安くても視聴できる動画の本数でも圧倒している。dTVで現在見放題できる作品は12万本以上である。
国内の主要な動画配信サービスであるHuluでは月額1,026円で約7万本、FODプレミアムは月額976円で約5万本である。dTVは格安の料金でも、見放題できる作品数でも圧倒している。
また、dTVでは一部の作品だけが対象だがダウンロード視聴できる作品もある。ダウンロード視聴できれば、Wi-Fi環境下でスマホに作品をダウンロードしておける。再生するときにはWi-Fiが使えなくてもパケット料金を気にせずに好きなだけ作品を見られるのでおすすめだ。
このようにメリットばかり多いdTVだが、初回登録で1ヶ月間の無料視聴ができる。dTVの動画を実際に味わってみたいという方のために、dTVで無料登録する方法とはどのような方法なのか、詳しく見ていこう。
【dTV】無料登録/入会する方法
dTVに無料で登録して入会する方法とはどのような方法なのだろうか。
dTVの1ヶ月間無料体験に登録するためには、まずはdTVのWebサイトにアクセスしよう。dTVへの登録手続きはスマホアプリからでもできるが、アプリからでの登録では注意点でも伝えるように無料体験の対象外となる場合がある。スマホからの登録でも、アプリから登録するのではなく、ブラウザからdTVのWebサイトにアクセスして登録する方法をおすすめする。
dTVのWebサイトを開いたら、dTVへの登録方法を、ドコモユーザーの場合と、ドコモユーザー以外の場合とそれぞれ解説する。
【方法①】ドコモユーザーの場合
ドコモユーザーがdTVの無料期間への登録をする方法とは次の通りである。ドコモユーザーがdTVの無料視聴期間へ登録する方法とは、dTVの料金の支払方法をドコモの携帯電話料金と合わせて支払うドコモケータイ払いを選択する場合と、クレジットカード払いを選択する場合のそれぞれある。支払い方法の違いで登録方法が若干違う。それぞれの支払い方法の登録手順を解説する。
dTVへの登録には、ドコモに利用料金を支払う場合や各種手続きのときに利用するdアカウントへのログインIDとパスワードが必要である。事前にdアカウントのIDとパスワードを確認した上で登録していこう。
●ドコモケータイ払いの場合
ドコモケータイ払いでdTVの料金を支払う場合には、dTVのWebサイトで次の手順でdTVへ登録する。
次のページでパスワードを入力してログインする。すると、支払い方法の選択画面に入るので、「ドコモケータイ払い」を選択する。次の画面で「ドコモオンライン手続き利用規約」をよく読んで「同意する」を選択して「手続きを完了する」をクリックする。するとドコモケータイ払いでのdTVの登録が完了して、dTVの1ヶ月間無料体験が始まる。
●クレジットカード払いの場合
ドコモユーザーがクレジットカード払いでdTVを登録する場合には次の手順でdTVへ登録する。
次のページでパスワードを入力してログインする。すると、支払い方法の選択画面に入るので、「クレジットカード払い」を選択する。本人名義のクレジットカード情報を入力して、注意事項を確認したら「次へ」をクリックする。
次の画面で「ドコモオンライン手続き利用規約」をよく読んで「同意する」を選択して「手続きを完了する」をクリックする。するとクレジットカード払いでのdTVの登録が完了して、dTVの1ヶ月間無料体験が始まる。
【方法②】ドコモユーザー以外の場合
ドコモユーザー以外でもdTVは利用できるが、ドコモユーザー以外がdTVへ登録する場合にはdアカウントへの登録が必須である。dアカウントはドコモユーザーが契約内容の確認や変更などをするためのアカウントであるだけでなく、ドコモが提供するdTV等のサービスを利用するためにも必要なアカウントである。
dTVやdマガジン等のドコモが提供するサービスはドコモユーザー以外の人でも利用可能なので、dアカウントへの登録はドコモユーザー以外の人でも可能だ。
ドコモユーザー以外の人のdアカウントへの登録は無料でメールアドレスだけでできる。ドコモユーザー以外の人がdTVを登録するときには、dアカウント作成に必要なメールアドレスと、支払いのために必要なクレジットカードを用意して、次の手順で登録を進めよう。
すると入力したメールアドレス宛にワンタイムキーが送信されるので、メールを確認する。
するとdアカウントの登録画面に入る。
こちらで入力するのは次の項目である。
●dアカウントのID(メールアドレスも選択可)
●パスワード
●氏名
●氏名フリガナ
●性別
●生年月日
●Myインフォメール(ドコモからのお知らせメール)受信設定
●クレジットカード情報
dアカウントのIDをメールアドレスに設定する場合には「連絡先メールアドレスをIDにする」にチェックを入れる。
dアカウントへの登録に使用してdTVの支払いに使えるクレジットカードは次のとおりである。
●dカード
●VISA
●Master
●AMEX
●JCB
なお、上記のブランドのクレジットカードでも、海外で発行されたカードの一部は登録できないことがあるので注意しよう。また、デビットカードやプリペイドカードなど、クレジットカード番号が発行されていてクレジットカードと同じように利用できるカードがあるが、dアカウントへ登録してdTVの支払いに使用することはできないので注意しよう。
必要事項の入力ができたら「確認画面へ」をクリックする。次の画面で登録内容を確認する。
すると手続きが行われる。
【dTV】無料登録/入会する時の注意点
dTVの無料体験に登録するときにはいくつか注意点がある。登録する前に理解しておいたほうがいい3つの注意点について解説する。
【注意点①】ドコモユーザー以外はクレジットカード登録が必要になる
注意点の1つ目は、ドコモユーザー以外の人がdTVに登録する場合には料金の支払い方法でクレジットカードの登録が必須である点だ。ドコモユーザーでもクレジットカードで料金を支払うことはできるが、ドコモの利用料金と一緒に支払うドコモケータイ払いも選択できる。
ドコモケータイ払であれば、クレジットカードを持っていなくても、銀行口座を登録しての口座振替、自宅へ請求書を送ってもらい金融機関の窓口やコンビニなどで支払える請求書払も選択できる。
しかし、ドコモユーザー以外の場合にはクレジットカードしか支払いの選択肢がない点は注意点として理解しておこう。特に、dTVの支払いに使えるクレジットカードを持っていない場合には気をつけよう。
【注意点②】「初月無料おためし」期間内に解約しないと月額料金が発生する
dTVは格安の動画は配信サービスであるが、完全無料で使えるのは登録して最初の1ヶ月の間だけである。例えば、5月10日に無料お試しを申し込んだ場合には、翌月の6月9日まで無料でdTVを視聴できるが、6月10日を過ぎると利用料金が発生してしまう。
無料で利用できる期間だけ利用して解約する場合には、無料期間を過ぎないように注意しよう。ギリギリまで無料で見たいと粘り続けた結果、解約手続きの終了が日をまたいでしまい1ヶ月分の料金が発生してしまった、ということもあるので、解約手続きは十分な余裕を持って進めよう。
ただし、dTVは解約手続きをすると即座に見ることができなくなる。無料体験中でも課金中でも、解約手続きが完了したら見られなくなる点にも注意が必要だ。
【注意点③】App Store・Google Play Storeからの購入だと「初月無料おためし」対象外となる
dTVの登録方法の手順の中で、スマホからの登録でもアプリからではなくブラウザから登録したほうがいいと伝えた。その理由は、アプリストア経由での料金の支払いだと料金が高くなってしまうためだけではない。
iPhoneやiPadから利用するApp Store経由や、Androidから利用するGoogle Play Store経由といったアプリストア経由での申込みでは初月無料お試しの対象外となってしまうためである。
アプリストア経由で申し込むサブスクリプションにも無料お試し期間が利用できるものもあるので、dTVが無料お試し対象外になっている理由はわからない。しかし、現状ではスマホアプリ経由で申し込んでしまうと、dTVの無料お試しができないという注意点は理解しておこう。
なお、ブラウザ経由で申し込んだのと同じログインIDで、スマホのdTVアプリにログインすれば全く問題なく視聴できる。無料体験が使えるかどうかは、いろいろなサービスを比較する上でとても大切だ。dTVの申込みは、アプリストア経由でもできるがブラウザから必ず行うという注意点は大切だ。
※サムネイル画像(Image:video.dmkt-sp.jp)