2020年9月スタートの「マイナポイント」。いよいよ7月からはキャッシュレス決済サービス事業者をひとつ選ぶことになるが、もし、スマホやパソコンが手元になかったり壊れてしまった場合はどうすればいいのだろうか? そこで今回は、スマホやパソコン以外の方法で決済サービス事業者を選択する方法を紹介しよう。
2020年7月以降は決済サービス事業者をひとつ選ぶ!
2020年6月末で2%か5%ポイント還元の「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了したあとは、2020年9月からスタートする25%還元の「マイナポイント」制度がスタートする。すでにマイナンバーカードを取得して準備している人もいると思うが、まだの人はマイナポイントの予約(マイキーIDの取得)を行おう。マイキーIDの取得方法は『25%還元マイナポイント予約に必要な「マイキーID」をスマホ(iPhone・Android)で取得する方法』か『25%還元マイナポイント予約に必要な「マイキーID」をパソコンで取得する方法』を参考にしてほしい。
マイキーIDが取得できたら、次にすべきことは、2020年7月以降にマイナポイントに登録されている「キャッシュレス決済サービス事業者(以下決済サービス)」をひとつだけ選ぶこと。決済サービスの選び方については『実は、マイナポイント付与条件は決済サービス会社ごとに違うって知ってた?』で確認してほしいが、マイキーIDの取得をパソコンやスマホから行った人は、パソコンは「マイキープラットフォーム」、スマホなら「マイナポイント」アプリにログインして「利用者マイページへ」から申し込めばOK。だが、もし手元に対応パソコンやスマホがない、あるいは壊れてしまった場合はどうすればいいのだろうか?
マイナポイントで利用する決済サービスの申し込みをするとき、マイキーIDを取得したスマホやパソコンが手元にない。あるいは故障している場合は、マイナポイントの決済サービスを指定できず、マイナポイントをもらえない……。
だが、慌てる必要はない。7月以降には以下の4つの方法(全国9万カ所)で決済サービスを選択することができるようになる。
■スマホ・パソコン以外の決済サービスの申込方法
【1】ローソンやセブン-イレブンなどのマルチコピー機
【2】セブン銀行ATM
【3】マイナポイント手続きスポット
【4】店頭でICカード等を直接購入
ローソンやセブン-イレブンなどのマルチコピー機やセブン銀行ATMは、マイナンバーカードのICチップを読み込む機能があるので、なんとなく申請のイメージもできる。しかし、「マイナポイント手続きスポット」とは何であろうか? これは、役所などが特別に設置したマイナポイント専用窓口のことで、パソコンやスマホが使えない人がマイキーIDを申し込むこともできる。詳しくは各役所の公式サイトで確認してみよう。
また、「店頭でICカード等を直接購入」も何のことかわからないが、どうやら7月以降はクレカや電子マネーなどの事業者が、ショッピングセンターなどで入会キャンペーンを展開するようなのだ。入会と同時にマイナポイントの申込手続きも手伝ってもらえるのだろう。
いずれにせよ、どの決済サービスを利用するか決めて、2020年9月までには申し込んでおきたい。
●マイナンバーカードでマイナポイント「マイナポイント手続スポット検索」(公式)は→こちら