IDやパスワードの使い回しは絶対ダメ!
まず、銀行口座やクレカ、ネットサービスなどすべてにおいて有効な防衛策は、ログインIDとパスワードを同じものにしないこと。どれかひとつでも盗まれるとアナタの資産がすべて被害に遭ってしまうからだ。やはり、手帳やエクセルなどでIDとパスワードを保存しておこう。エクセルはUSBメモリなどに保存しておけば、万一パソコンがハッキングされても安心だろう。
次の対策は、「有効期限が切れた」「不正ログインがあった」といった内容のフィッシング詐欺メールのURLは絶対に開かないこと。銀行口座やクレカ、ネットサービスなどのWebサイトは事前にブックマークしておき、正規のWebサイトからログインすれば、フィッシング詐欺被害には遭わないのである。フィッシング詐欺の手口については→こちらで確認してほしい。
■銀行やネット取引でお金を守る5つの方法
【1】IDとパスワードは使い回さないこと
【2】身に覚えのないメールのURLリンクは開かないこと
【3】常に正しいWebサイトでログインすること
【4】限度額を引き下げておくこと
【5】銀行やクレジットカード運営会社からのメールはチェックすること

IDとパスワードを全サービス同じものにしていると危険! ひとつのIDとパスワードが盗まれただけで膨大な被害を受けることになる。面倒でもサービスごとに違うものにしよう(写真はイオン銀行のログイン画面)

これはメルカリを騙るフィッシング詐欺メールの例。メールに表示されているURLを開くと(上写真)、本物そっくりなニセWebサイトでクレジットカード情報や個人情報をごっそり盗まれてしまう!(下写真)

もし、怪しいメールが来たら、必ずブラウザに登録してあるブックマークから該当するWebサイトを開こう。普通にログインして問題なければOK。これなら絶対にフィッシング詐欺には遭わないだろう