Google Meetが「お助けマン」ならぬ、発生したトラブルを解決をしてくれる補助機能実装!

2020年頃から急速に世間で浸透していったテレワーク。メンバーが離れた場所で働くうえで欠かせないのが、Web会議システムやビジネスチャットを使ってのコミュニケーションだろう。そんな中Googleが、自身が提供しているWeb会議システム「Google Meet」に新たなサポート機能を搭載したという。いったいどんなことができる機能なのだろうか。今回は、Web会議システムに不慣れなサラリーマンに知らせたい、新たな機能についてお伝えしていく。

Google Meetに新たなサポート機能が追加!

(Image:Yalcin Sonat / Shutterstock.com)

Google MeetはPCでもスマートフォンでも利用可能だ

 Googleはアメリカ時間6月1日、Google Meetに「発生したトラブルの解決を手助けする」機能を追加した。その機能は、ユーザーが使用しているGoogle Meetのパフォーマンスに問題がある場合、問題の原因をポップアップ表示で説明してくれるのだという。[その他のオプション]の[トラブルシューティングとヘルプ]からトラブルシューティングのガイドを開くことも可能だ。

 さらにトラブルの内容から解決方法もGoogle Meet側から提案する機能も搭載。例として挙げられているものでは、バッテリー残量が少なくなりシステムが自動でCPUの処理速度を低下させている場合、「電源を接続して利用する」ことを提案してくれる。さらにGoogle Meetの設定変更で解決する可能性がある場合は、ワンクリックで設定変更ができるボタンも表示されるという。Web会議のソフトに慣れていないサラリーマンであれば、どこのボタンから下層にある目的の変更ボタンを見つけることは至難の業だろう。トップ画面からワンクリックで変更できることは非常にありがたい機能と言えそうだ。

デジタル化が進む街でも操作方法がついて回る

 今までのようにオフィスであれば周りにいるPC操作の得意な同僚に助けを求めて、パパッと解決できることもあったかもしれない。しかしテレワーク中の自宅では、当然ながら自分ひとり。周囲の同僚を頼ることはできない。また、画面の向こうにいる相手に聞こうにも、話の腰を折ってしまったりトラブルの症状を伝えることが難しかったりで、いたずらに時間を浪費してしまうことだろう。
 そうした事態に陥ってしまうリスクを少しでも低減させることができるなら、お守り代わりにあるだけでも喜ばれる機能と言えるかもしれない。

 近年は急速なテクノロジーの発展で新たなデジタルサービスが次々と誕生しており、デジタル技術に明るいユーザーでも触ったことのないサービスは手探り状態で利用することとなるだろう。そんな中で、トラブルが起きてもボタン一つで解決できる機能は非常にありがたいものであることは間違いない。
 今後もデジタルサービスが機能の多様化していくほど、それに合わせてシステムも複雑化していくことは必至だ。不得意なユーザーを置いてけぼりにしない、Googleの配慮がとても嬉しい。今後もデジタル時代を牽引していくのは、そうした細かな心遣いのできる企業であるとありがたい。

参照元:Google、「Google Meet」のトラブル解決に役立つ補助機能を追加【窓の杜

※サムネイル画像(Image:Yalcin Sonat / Shutterstock.com)

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