Windows 11買い替えちょっと待った!「Chromebook(クロームブック)」を検討すべき6つの理由

【2】Chromebookは起動&終了がメチャ速い!

 Windowsパソコンは高速なSSD搭載モデルでも、OSを起動するのに数十秒はかかるし、HDD搭載モデルなら数分かかることも珍しくない。これに対し、ChromebookはChromeが起動するだけなので、電源ボタンを押してからわずか10秒程度でOSが起動して、すぐに作業に入れるのが素晴らしい。また、Windowsパソコンは、長く使っているうちにどんどん起動が遅くなっていくが、Chromebookではそのようなこともない。いつでもサッと起動できてすぐに電源をオフにできるのは、Chromebookの大きな魅力だろう。

2 in 1タイプならタブレットとしても利用できるが、起動速度はAndroidタブレットと同じか、それ以上に速いと感じられる

【3】バッテリーを心配せずに丸1日作業できる

 最近のWindows搭載ノートパソコンもかなりバッテリーの持ちが良くなったが、5〜6時間持てばいいほうだろう。しかし、Chromebookは構成がシンプルなうえに、負荷のかかる処理はほとんどないため、最大10〜12時間駆動する機種も多い。AC電源のない場所で丸一日作業しても、バッテリー不足で作業が中断するといった心配がいらないのだ。もちろん、動画を長時間観るなど電力消費が大きい作業をすればそこまでは持たないが、長時間駆動することもChromebookのメリットのひとつである。

(Image:Vantage_DS / Shutterstock.com)

外回りで電源が確保できない場所でも、Chromebookなら8〜10時間程度は駆動するモデルが多く、丸一日安心して使用できる

【4】Googleアプリが利用できAndroidスマホとも連携可能

 Googleが提供する「Chrome OS」ではWebブラウザ「Chrome」を中心にGoogleが提供するGmailやYouTube、Googleドライブなどを利用することが前提となっている。ビジネスで使うには、MicrosoftのOffice系が使えるか気になるだろうが、Chromebookでは「Word」→「Google ドキュメント」、「Excel」→「スプレッドシート」、「PowerPoint」→「Google スライド」といった具合に、Officeと互換性があるGoogleのサービスが用意されているので問題はないだろう。

 また、「Google Play(Playストア)」からも、さまざまなアプリを入手できるので、自分で好きな機能を追加することも可能となっている。もちろん、Androidスマホを使っている人なら、同じGoogleアカウントでログインすることで、スマホとも連携できるのがうれしい。

ChromebookではOfficeの代用サービスが利用できる。写真はMicrosoft「Excel」と互換性があり、Chrome上で共有&編集作業ができる「スプレッドシート」だ

ChromebookはGoogle Playからアプリを入手できる。たとえば、Microsoftのクラウド「OneDrive」アプリをインストールし、Windowsパソコンと同じアカウントでログインすれば、会社のパソコンとデータの共有も可能である

【5】セキュリティはかなり強固で不安はない!

 Windowsがアップデートするのはセキュリティ対策の側面が大きいが、そもそもChromebookは、標準で強力なセキュリティ対策が施されているので安心だ。まず、Chrome OSのアップデートは頻繁に行われているので、外部のセキィリティアプリなどは不要。次に、Chromebookでは基本的にパソコン内部にデータは保存せず、クラウド上で保存する仕組みになっている。さすがにキャッシュやCookieなどは内部に保存されているが、それも、Googleのセキュリティチップが搭載されているので、データは暗号化されており漏洩する心配はほとんどない。

 さらに、Chromebookの「Chrome」アプリは、タブごとに「サンドボックス」化されている。サンドボックスとは“砂場”という意味で、隔離された領域だけでプログラムを実行するため、何か問題が起きてもほかのプログラムに影響がないようにする仕組みだ。たとえば、万一ウイルスが仕込まれたWebサイトにアクセスしても、ほかのタブやアプリに影響が及ぶ可能性はないのである。

Chromebookでは基本的にデータはクラウド上で保存し、パソコン内部に保存しないようになっている。また、Googleのセキュリティチップが搭載されているので、データは暗号化されており安全だ

【6】パソコンを買い替えるときの環境移行が超簡単!

 Windowsパソコンを乗り換えるときはデータの移動も大変で、以前と同じ環境にパソコンを整えるのに半日かかることも珍しくない。しかし、Chromebookは基本的にデータはすべてクラウドに保存する仕組みなので、パソコンを買い替えても以前と同じGoogleアカウントでログインするだけで乗り換え作業は完了するのだ。もちろん、乗り換え完了後は、いつでもどこからでもクラウド上に保存してあるデータにアクセスできる。

 たとえば、パソコンを紛失したり故障して使えなくなった場合でも、新しいChromebookを用意すれば、Googleアカウントでログインするだけで、すぐに仕事が続けられるのだ。これはビジネスパーソンにとっては見逃せないメリットだろう。

パソコン本体が破損した場合でも、Chromebookなら新しいパソコンにGoogleアカウントでログインするだけで、以前と同じ環境をすぐに再現できる

 いかがだろうか? 筆者も実際にChromebookのLenovo「IdeaPad Duet Chromebook」を購入して仕事で使っているが、軽量コンパクトモデルなので気軽に出張先にも持っていける。ネット環境さえあれば、世界中どこからでもネット記事の確認や、書籍・ムックの初校PDFの校正作業ができるし、会社の資料もスプレッドシートですぐにチェック可能だ。これなら、ビジネスシーンでも十分活用できると実感している。筆者がChromebookを使用したレポートは→こちらで確認してほしい。もちろん、Chromebookでは高度な写真加工やビデオ編集といった作業は難しいが、そのような作業をしないのであれば、無理に7〜10万円もするWindows 11パソコンを買わなくても、2〜3万円で買えるChromebookのほうか、遥かにコスパがいいと思う。

●Microsoft「Windows 11」(公式)は→こちら
●Google「Chromebook」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:WDnet Creation / Shutterstock.com

文=すずきあきら/編集・ライター

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