Android 11対応機種まとめ – 「AQUOS Sense 3」など各機種および機能解説

2020年の9月にリリースされたAndroid OSのバージョン「Android 11」。2021年10月にはAndroid 12もリリースされていますが、メーカー側の対応待ちなどによりAndroid 11、あるいはより古いバージョンのままという方もいるでしょう。

この記事ではいまもユーザーの多いAndroid 11について詳しく解説します。

Android 11とは?

Android 11は2020年9月9日に正式リリースされた、Android OSのバージョンです。

(画像は「Google Japan Blog」より引用)

リリース後、Google Pixelシリーズを皮切りに順次アップデートが始まりました。Android 11で実装された機能は通知やメッセージに関するものや、操作関連、プライバシー関連など多岐にわたります。

Android 11とAndroid 10の違い

Android 11のアップデートでもっとも注目を集めたのは、利便性の向上でした。
たとえばAndroid 10までは機内モードをオンにするとBluetoothが自動的に切断されていました。しかし、Android 11では機内モードをオンにしてもBluetoothは切れません。たとえばBluetoothイヤフォンを使っている状態で機内モードをオンにしても、そのまま利用できます。

Android 12とAndroid 11の違い

Android 12では「Material You」と呼ばれるコンセプトのもと、大きくデザインが刷新されています。以下の記事で、Android 12のコンセプトや機能について詳しく紹介しています。

・デザインを一新した「Android 12」の気になる新機能まとめ! 2021年8月登場予定→こちら
・Android 12、正式リリース秒読みで新機能の詳細が続々と明らかに→こちら

ちなみに2021年10月にリリースされたAndroid 12も11と同様、アップデートはまずGoogle Pixelシリーズからスタート。Galaxyなど他端末への配信は「2021年内」をメドに段階的に進む見込みです。

【事業者別】Android 11対応機種まとめ

Android 11に対応している機種をメーカーごとにまとめました。

たとえばauの「Galaxy A20 ACV46」は2021年9月16日からAndroid 11へのOSアップデートが開始。Android 12が10月にリリースされたことを踏まえると、11の提供が遅かった事例と言えます。

同様に、Android 12の提供開始が非常に長引く場合もあるでしょう。もしもOSアップデートをまだ行っていない方は、まずAndroid 11へと更新を行いましょう。

【ドコモ】Android 11対応機種

2020年11月5日(2021年8月31日更新)時点で、ドコモの機種でAndroid 11に対応しているのは以下の型番です。

なおLG style2 L-01Lについては2021年8月31日の情報で、Android 11にバージョンアップできないことが判明しています。

au / ソフトバンクのAndroid 11対応状況

auでは、2021年9月15日から「GRATINA KYV48」のAndroid 11へのアップデート配信を開始。さらに9月16日から「Galaxy A20 ACV46」のAndroid 11へのアップデートを開始しています。

そのほかのAndroid11アップデート対応機種に関しては「製品アップデート情報一覧」→こちら を確認してください。

また、 ソフトバンクについては「ソフトウェアサポート」→こちらから自分の機種のアップデート情報を確認することができます。

【機種別】Android 11対応機種まとめ

Androidの公式サイトで紹介されているAndroid 11対応機種は「Galaxy S20」「Google Pixel 4a」「Galaxy Note 20」の3種類。この3機種は、Androidスマートフォンの代表格と言えるでしょう。それぞれの特徴を紹介します。

(画像は「Android」公式サイトより引用)

Android 11の機能一覧

最後に、Android 11でリリースされた主な機能を以下にまとめました。まだ使用したことがない機能があれば、試してみてください。

中長期的な目線で、特に重要性が高いのは「プロジェクトMainline」の更なるアップデート。

Android OSはメーカーが独自のカスタマイズを行ったうえで端末を出荷するケースも多いことから、OSアップデートの普及が遅い点が弱点でした。

そのためAndroid 10からプロジェクトMainlineがスタート。ユーザーはメーカーを介することなく、Google Playから直接OSのアップデートが可能になりました。Android 11、Android 12でも引き続きプロジェクトMainlineは強力に推進されており、今後Android OSのアップデートの迅速化は大きく進むと見られます。

まとめ

2020年9月にリリースされたAndroid 11。Android 12がリリースされた2021年10月時点でも、愛用者が多いOSです。またメーカー側の対応の遅れなどにより、Android 11の提供開始が12のリリース直前までずれ込んでいるケースもあります。こうしたアップデートの遅れは、プロジェクトMainlineによって徐々に解消へと向かうでしょう。

手元のAndroid端末のOSが「Android 10」かつ「Android 12」の提供が始まっていない場合、まずはAndroid 11へのアップデートを行いましょう。

※サムネイル画像(Image:japan.googleblog.com)

オトナライフ編集部
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