PayPayボーナス運用の新しい「テクノロジーコース」を実際に運用したら2カ月後に驚きの結果が!

もらったPayPayボーナスが勝手に増えると話題になったPayPayの「ボーナス運用」。そんなPayPayボーナス運用では「スタンダード」と「チャレンジ」の2コースに加え、2022年1月から新たに「テクノロジーコース」が追加された。そこで筆者の知人はさっそく「テクノロジーコース」に乗り換えたのだが、2カ月後の結果がどうなったのかを報告したいと思う。また、2022年3月24日から、PayPayボーナスを追加するには1%の手数料を取られるが、それを回避するワザも合わせて紹介しよう。

PayPayボーナス運用の「テクノロジーコース」って何?

もらったPayPayボーナスを預けておくだけで、ポイントがどんどん増えると話題の「PayPayボーナス運用」。すでに2021年12月時点で500万人以上が利用しているそうだが、アナタもこっそりPayPayボーナス運用を行っているのでは?

そんなPayPayボーナス運用では、長期運用向けの「スタンダードコース」と短期運用向けの「チャレンジコース」の2コースに加え、2022年1月27日からは、新たに短期運用向けの「テクノロジーコース」が追加されている。

「テクノロジーコース」はベンチャー企業向けの株式市場として有名なナスダック市場で、代表的な100企業に分散して投資するコース。

具体的にはアップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界規模で成長を遂げている企業に投資したい人におすすめのコースとなっているが、テクノロジーコースについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。

PayPayボーナス運用の「テクノロジーコース」って何?(Image:paypay.ne.jp)

もらったPayPayボーナスで手軽に投資体験ができるPayPayのボーナス運用。投資するコースは「スタンダード」「チャレンジ」「テクノロジー」の3つがある

PayPayボーナス運用を始めて1年後の運用結果

筆者の知人は2020年6月末からPayPayボーナス運用を始めて、1年後には順調に16.41%(7,947円)もの運用益を上げていた

テクノロジーコースに乗り換えて2カ月間で10%以上の運用益が!

筆者の知人は、2020年6月末からPayPayボーナス運用を全額チャレンジコースで開始。その1年後には順調に運用益を上げて16.41%(7,947円)も儲けていた。

しかし、リスクある投資でずっと儲けが出続けることはない。2022年1月になると、17万8,856円の投資に対し21.62%の赤字となり、実に3万8,660円もの損出を出すことに……。

そこで、彼は一旦チャレンジコースを全額損切りして、残った資金(PayPayボーナス)を丸ごと「テクノロジーコース」に再投資することにしたのだ。

その結果、たった2カ月で10.08%(1万6,391円)の運用益を出すことに成功。もちろん、損切りした金額は3万8,000円以上なのでまだまだ取り戻せていないが、今後どこまで運用益が増えるのか楽しみである。

PayPayボーナス運用、2022年1月末時点で3万8,660円(21.62%)の損失

筆者の知人は、自動追加でPayPayボーナスを運用し続け、17万8,856円も投資したが、2022年1月末時点で3万8,660円(21.62%)の損失となってしまった。トホホ……

「テクノロジーコース」に切り替え2カ月後には10%以上の運用益

一旦損切りして残った資金を全額「テクノロジーコース」に再投資した結果、2カ月後にはなんと10%以上の運用益を出すことに成功した

大人気のPayPayボーナス運用だが、実は2022年3月24日から100円以上のボーナスを追加するとき、1%の手数料(スプレッド)を取られることになった。

この手数料についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。

もし、ムダにPayPayボーナス運用で1%の手数料を取られたくない場合は、まずボーナスの自動追加設定を解除しておこう。これで、もらったPayPayボーナスが勝手に運用に追加されないようになる。

これで勝手にPayPayボーナス運用に追加されないようになるのでひと安心だが、同時にもらったPayPayボーナスの「利用設定」も確認しておきたい。

これはPayPayアプリのホーム画面下にある「残高」から確認できるが、PayPayボーナスの「利用設定」を「貯める」に変更しておこう。

もし、PayPayボーナスの利用設定が「支払いに使う」になっていると、PayPayボーナス運用に追加するための資金(PayPayボーナス)が、PayPayの支払い時にどんどん消化されてしまうからだ。

これらの設定変更についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。

PayPayボーナス運用の自動追加設定をオフにする方法1

PayPayボーナス運用の自動追加設定をオフにするには、まず画面の右上に「その他」をタップし、「自動追加設定」を選択(左写真)。「自動追加なし」にチェック入れよう(右写真)

PayPayボーナス運用の自動追加設定をオフにする方法2

PayPayの利用設定を確認するには、PayPayのホーム画面下にある「残高」を選択し、「利用設定」をタップ(左写真)。利用設定画面で「貯める」にチェックを入れて画面右上の「保存」を押せばいい(右写真)

1%の手数料を取られずにPayPaボーナスを追加する方法

PayPayの「ボーナス運用」でPayPayボーナスを追加すると、3月24日以降は1%の手数料を取られるが、なんとか手数料を回避する方法はないのだろうか?

実はPayPayボーナス運用の規約をよく読むと、追加するPayPayボーナスが100円未満の場合は手数料がかからないと明記されている。

つまり、1回100円を投資すると手数料として1円取られてしまうが、1回99円なら手数料を取られないのだ。したがって、面倒でもコツコツと99円ずつ投資すればいい。

3月25日現在、実際に99円の投資を何度か実行してみたが、とくに問題なく手数料無料でPayPayボーナスを追加することができた。

なお、PayPayボーナスを引き出すときは手数料がかからないので、数十万円投資しても、将来はそのまま全額引き出せる。

PayPayの「ボーナス運用」一部有料化

3月24日以降はPayPayボーナスに追加投資するとき、1%の手数料を取られる。しかし、100円未満(99円)なら手数料はかからないと明記されている

PayPayボーナス「追加額」を99円にして手数料を回避する方法

PayPayボーナスに投資するとき、「追加額」を99円にすれば手数料を取られることはない。面倒でも何回かに分けて99円ずつ追加しよう

まとめ

いかがだろうか? PayPayボーナス運用はもらったPayPayボーナスで気軽に始められるのがいいところだ。本格的な投資を始める前に腕試ししてみるのにちょうどよい。

ただし、1%の手数料がもったいないと感じるならコツコツと99円ずつ投資していこう。それが面倒臭いなら1%の手数料を気にすることなくジャンジャン追加投資すればいい。10%の利益が出れば1%の手数料など気にする必要はないからだ。

いずれにせよ、PayPayボーナス運用で10%以上の運用益が出ているときは、一旦利益確定させることが重要だ。いくら30%の利益が出ていても利確しなければ、絵に描いた餅でしかない。明日には大暴落するかもしれないのだから……。

●PayPay「PayPayボーナスを運用する」(公式)→こちら

オトナライフ編集部
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