Windows 10が黒い画面になりカーソルだけが表示されることがある。そのような場合にはどのような対処法があるのだろうか。この記事では、Windows 10が黒い画面でカーソルだけ表示されるときの原因と対処法について詳しく解説する。
【Windows 10】黒い画面でカーソルだけ表示されるときに考えられる原因

Windows 10が黒い画面になりカーソルだけが表示されることがある。その場合の考えられる原因は次のとおりだ。
【原因①】アップデートに時間がかかっている
Windows 10がカーソルだけが表示される黒い画面になるときには、Windows Updateが実行中である可能性がある。アップデートに時間がかかっていることが原因なので、アップデートが終わるまでしばらく待とう。
【原因②】古いドライバーや相互性のないドライバーが接続されている
Windows7やWindows8からアップデートしたWindows 10や新しいキーボードやマウスなどの周辺機器を接続したあとでカーソルだけが表示される黒い画面になることがある。その場合には、Windows 10とは互換性のないドライバーが原因の可能性がある。ドライバーの状態を最新の状態にすることで解決するだろう。
【原因③】インストール中のWindows 10やドライバーの更新に失敗している
パソコンを強制終了後にカーソルだけが表示される黒い画面になることがある。その場合には、強制終了する前の状態でWindows 10のOSやアプリ、ドライバーの更新に失敗している可能性がある。
特に、グラフィックドライバーの更新に失敗したために画面の表示がうまくできなくなってしまっている可能性が高い。
【原因④】パソコンの帯電や熱が発生している
パソコン内部の蓄積した電気や熱が原因で、カーソルだけが表示される黒い画面になることがある。正しく電気が流れる配線になっていないと、電気の滞留や過加熱を起こしてしまい、カーソルだけが表示される黒い画面になってしまう。
そういった場合は放電や冷却で解決できる。頻繁に起こる場合には、パソコン内部の修理が必要になることもある。
【原因⑤】Windows 10のシステムファイルが破損している
Windows 10のOSを動かすためのシステムファイルが破損したことで、Windows 10が正しく起動できないことが原因の可能性がある。Windows 10が起動できないので正しい表示がされずに、カーソルだけが黒い画面に表示されてしまう。
システムファイルの破損の原因としては、ウイルス感染やシステムを格納するHDDやSSDのストレージの劣化による物理的な破損が考えられる。