このところ活況な中古スマホ市場。今の売れ筋、人気の機種はなんなのだろうか。「iPhone 14」シリーズも出そろったところだが、今回は直近の調査2022年9月の中古スマホの機種別販売数ランキングをみてみると、1位は「iPhone 8(64GB)」、2位は 「iPhone SE(第2世代)(64GB)」、3位は「Xperia XZ2(64GB)」で、Xperia XZ2は10位以内で唯一のAndroidスマホのランクインとなった。
人気の中古スマホ1位はiPhone 8(64GB)、2位はiPhone SE(第2世代)(64GB)、3位はXperia XZ2 (64GB)
このところ活況な中古スマホ市場。中古スマートフォン販売の「にこスマ」が発表した2022年9月の中古スマホ/機種別販売数ランキングをみてみよう。ここでランキング1位なのは、iPhone 8(64GB)。2017年9月発売なので5年前のモデルになるが、前月に続いて1位を守っている。Touch IDを搭載している最新の機種になるので、そこにこだわりのある人はiPhone 8を選んでいるのかもしれない。
2位のiPhone SE(第2世代)(64GB)は2020年4月発売とまだ新しく、価格も新品発売時の約7割となっていて、手が届きやすくて、そこそこに新しいという絶妙なバランスが人気なのかもしれない。
続いて3位のXperia XZ2(64GB)は、10位以内で唯一のAndroidスマホのランキング入りで、発売は2018年4月なので根強い人気がうかがえる。
11月にはトップ3に入っているのではないかとも思われる、4位の「iPhone SE(第3世代)(64GB)」。容量違いで、iPhone SE(第3世代)(128GB)が6位に入っているところからも勢いがうかがえる。にこスマ担当者は、「もう少し値段を抑えたいけど、新しいモデルがよい」との考えの人が、iPhone SE(第3世代)を選んだのではないかと推測している。発売当時の価格と比べると、iPhone SE(第3世代)(64GB)は約20%引き、iPhone SE(第3世代)(128GB)は約14%引きの中古価格で、半年落ちのモデルと考えるとたしかに魅力的だ。
間にはさまる5位にランクインした「iPhone 7(32GB)」と、7位のiPhone SE(16GB)はどちらも新品発売時価格の約2割の価格にまで落ちているので、価格が人気の理由なのだと思われる。また、どちらも容量が小さいので、2台目としての使用なども考えられそうだ。
8位は前月104位からジャンプランクアップの「iPhone11(64GB)」だ。価格は4割ほど下がっているので、こちらも手の出しやすさが人気なのかもしれない。9位の「iPhone XR(64GB)」と「10位のiPhone 6s(32GB)」は、それぞれ2021年9月と2018年9月に販売を終了しており、中古市場でしか手に入らないということでランクインしているのかもしれない。
こうしてみると、1万円ほどの端末から6万円までと幅広いスマホがランクインしており、欲しいものはまず、中古市場で探してみるのもいいかもしれない。
出典元:【2022年9月】中古スマホ販売数ランキング【にこスマ】
※サムネイル画像(Image:ridho try syahpitra / Shutterstock.com)