Twitterの文字数制限が4,000字に拡張、もはや“つぶやき”ではない!?

2022年10月27日にイーロン・マスク氏がTwitter社を買収してから、Twitter社の従業員約3,700人が解雇され、公式に認められた認証バッジが有料サービスとなるなど、企業およびサービスとしてのTwitterにさまざまな変化がもたらされた。そしてまた、マスク氏が全ユーザーにかかわる大きな改定を発表したので、紹介しよう。

「文字数制限が4,000字になるのは本当か」という質問に「Yes」

全角(日本語)でも4,000かどうかは不明だ
※Allan Obare氏(@AllanObare4)とElon Musk氏(@elonmusk)のTwitterより引用

現アメリカTwitter社のCEOを務めるマスク氏は現地時間の12月11日に、Twitterの文字数制限を拡張することを明らかにした。現在、一度のツイートで使える文字数は半角280字(全角140字)だが、ユーザーから寄せられた「Twitterの文字数が280字から4,000字に増えるのは本当ですか」との質問に、マスク氏は「本当だ」と答えた。文字数制限の変更は、2017年に「全角半角問わずに140字」という制限を現行の内容に変更して以来、2度目の変更だ。

4,000字の表記について、詳細はまだ不明だが、マスク氏は「(Twitter Notes)みたいなものだ」と答えている。「Twitter Notes」とは、2022年6月に北米などの一部ユーザーにリリースされた長文投稿機能だ。最大2,500字までの文章を共有でき、ツイートというよりもブログに近いかもしれない。

4,000字は、もはや“つぶやき”ではない?

メモ帳のスクリーンショットで長文を投稿するのは万国共通のよう
※Elon Musk氏(@elonmusk)のTwitterより引用

これまでのTwitterでは、長文を投稿する場合は、スレッド機能を使って連続してツイートを投稿するか、メモアプリなどに内容を記載し、そのスクリーンショットを投稿するなどが主流であった。マスク氏は以前にも、このことについて言及しており、11月6日には「Twitterはまもなくツイートに長文テキストを添付する機能を追加し、メモ帳のスクリーンショットを添付するなんて馬鹿馬鹿しいことは終わらせる」と投稿。4,000字のツイートが本当にメモ帳のスクリーンショットよりも見やすくなるのかどうかは、今後の発表に注目したい。

まだ、具体的な仕様やサービスの搭載時期に関して不明点が多いが、文字数制限の拡張を発表したツイートは多くの反響を呼んでいる。表現の幅が広がり、選択肢が増えたことを喜ぶユーザーもいれば、「タイムラインで流れて来ても、読む気にならない」「もはや“つぶやき”ではない」というような声も挙がっている。また「Facebookなど他のSNSとの違いがなくなるのではないか」と、Twitterの個性が弱くなることを懸念するユーザーもいるようだ。

文字数制限の大幅な改定に関して賛否両論あるが、これまでの使い方ができなくなるわけではないため、基本的な利用は以前と変わらないだろう。また、これまでのマスク氏の傾向を見ると、あまりにも否定意見が多い機能は撤廃することもあるので、「新機能を少し触ってみよう」というような考え方で活用するのが良いかもしれない。

引用元:Elon Musk氏(@elonmusk)のTwitterは→こちら

※サムネイル画像(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)

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