オンラインゲームを楽しむなら、必ず無視できないのが回線の速さ。動きが急にガクついたりすれば、気分が削がれるのはもちろん、FPSや対戦格闘ACTでは勝敗にも大きく影響する。インターネット情報サイト・乗り換えネットが、10代～60代以上の男女計50名を対象に行った調査によれば、光回線を利用しているオンラインゲームユーザーの多くは「現状の回線に満足している」ようだが、あなたはどうだろう？
「ソフトバンク光」を利用しているユーザーは全体の３割。人気タイトルは「スプラトゥーン」という結果に
利用している光回線トップは「ソフトバンク光」。ランキングからはあまり“ゲーマーらしさ”は感じられない？（「乗り換えネット」調べ）
現在、利用している光回線については、「ソフトバンク光」が全体の約３割で1位となった。オンラインゲームのクオリティ向上、競技化が進む現代は、通信環境の質が問われる時代と言える。2位に「ドコモ光」、３位に「フレッツ光」といった大手通信会社のサービスがランクインする状況で「ソフトバンク光」がトップを獲得したのは、優れた光回線という評価を受けているからだろう。
実測での回線速度、Ping値のよかった「auひかり」や「NURO光」は、ともにトップ3入りを逃す形に。また「GameWith光」、「hi-ho ひかりwith games」など、オンラインゲーム特化をうたう光回線を利用している人も、今回のアンケートではいなかった。なお、「その他」の回答（各１名）は、「ahamo光」、「コミュファ光」、「＠nifty光」、「知多メディアス」、「ピカラ光」、「ucom光」、「わたらせテレビ光」という結果となった。
1位は「スプラトゥーン」（12％）という結果に（「乗り換えネット」調べ）
プレイしているオンラインゲームのタイトルについては、1位は「スプラトゥーン」（12％）という結果に。2位は「ファイナルファンタジー」（10％）、3位は「原神」「APEX」（ともに８％）となっている。スプラトゥーンは10代～20代の若年層の人気を集めたものと推測されるが、「その他」（回答者が１名しかいなかったタイトル）が48％にも及んでおり、かなり回答がバラけた形となった。
プレイしている主な時間帯は、「18時～24時」が73.2％でトップ（「乗り換えネット」調べ）
また、オンラインゲームをプレイしている主な時間帯は、「18時～24時」が73.2％でトップ。その他は「６時～12時」（10.7％）、「0時～6時」（8.9％）、「12時～18時」（7.1％）と、ほぼ横並びになっている。
現状にはほぼ不満はないものの、やはりゲーマーとしては「より良い通信環境」を希望
「どちらでもない」を含めると、9割を超える人が、現状の回線でとくに不満は抱えていないと回答（「乗り換えネット」調べ）
現在、利用している回線の満足度については、半数近くの人が「やや満足」と答えており、「とても満足」（26％）と合わせれば、7割以上の人が満足しているという結果になった。一方で「やや不満」は４％、「とても不満」は２％にとどまっており、現状に納得していない人はごく少数のようだ。
通信速度に関する不満や改善を求める意見が多数を占めた。満足度の回答と矛盾している？（「乗り換えネット」調べ）
また、不満については、「時間帯や天気によって通信速度が安定しない」など、通信速度に関する不満や改善を求める意見が多数を占めた。満足度の回答とはやや矛盾しているようにも見えるものの、現状に一定の満足はしつつ「より良い通信環境」を求めてしまうのは、ゲーマーの“性（さが）”なのかもしれない。
とはいえ今回の結果を見る限り、オンラインゲームを楽しんでいるとはいえ、（プレイする時間帯やタイトルなども含めて）調査対象は、いわゆるライトな層が中心という印象。わざわざ、オンラインゲームを主目的として光回線を選んでいる、という感じはあまり受けないのが正直なところ。よりコアなゲーマーや、“廃ゲーマー”に対象を絞った調査も見てみたいものだ。
出典元:【株式会社グッド・ラック/PR TIMES】
出典元:【乗り換えネット】
※サムネイル画像（Image:McLittle Stock / Shutterstock.com）
