ネット回線の月額利用料金”戸建て”は高くなる傾向 – 費用を抑えるには?【internet-all調べ】

通信費を抑える方法として、携帯電話会社の乗り換えは広く浸透しているが、インターネット回線はどうだろうか。手続きの煩雑さや工事などの手間から、なんとなく現状のままにしている人は少なくないだろう。そもそも、人々はインターネット回線に月々、いくら払っているのだろうか。また、回線を選ぶ際は何を重視しているのだろうか、紹介していく。

月額利用料金、戸建てに住んでいる人が高くなる傾向

(「internet-all」調べ)

株式会社ヒカリアルが運営する情報メディア「internet-all」が、20代~80代の男女200人を対象にインターネットの料金に関するアンケートを実施。その結果、戸建てに住んでいる人のインターネット月額料金は、「4,001~5,000円」が36.6%と最も多く、ついで「5,001~6,000円」が24.1%だった。また、少数ながら10,000円近く支払っている人もいるという驚きの結果に。

マンションは全般的に戸建てより安く、中には利用無料の物件を選んでいる人も(「internet-all」調べ)

一方、マンションに住んでいる人のインターネット月額料金は、多い順に「3,001~4,000円」35.2%、「4,001~5,000円」33%と、戸建てと比べて、低額の傾向にあった。また、利用料が3,000円未満の人は、マンションだと約2割もいることがわかった。おそらく、光回線より安いポケット型Wi-Fiを活用したり、インターネット無料物件を選んだりして、費用を抑えているのだろう。ポケット型Wi-Fiは光回線に比べて通信速度が遅いものの、ヘビーユーザーがいない1~2人の家庭なら、導入を検討してもよいかもしれない。

一方、長時間動画を視聴したり、オンラインゲームを楽しみたい人、家族で住んでいる人には、今のところ光回線がよいだろうが、人々は何を基準に選んでいるのだろうか。

最も重視するのは「月額料金の安さ」だが、通信速度も気になるところ

月額料金は抑えたいものの、スムーズなインターネット環境を求める人が多かった(「internet-all」調べ)

インターネット回線を契約する際に重視するポイントとして、最も多かったのが「月額料金の安さ」で76.5%、ついで「速度の速さ」56.5%だった。毎月発生する通信費は少しでも安く抑えたいところだが、速度が遅ければストレスになる。やはり、コスパ重視で選ぶ人が多いようだ。また、月額費用だけではなく、工事費や端末代などの初期費用を気にする人も、40%とついで多かった。

回線設備を宅内に引き込む開通工事を行う場合、通常数万円かかり、かなりの金額となる。光回線を手がけるいくつかの企業は、工事費無料や割安となるキャンペーンを行っているため、チェックしておいてもよさそうだ。他にも、選ぶポイントとして「解約時の違約金がない」ことや「通信品質が高い(通信が途切れない、不具合がない)」を挙げている人もいた。

さて、月額費用を抑えるためにはどうすればいいだろうか。月額料金が安いインターネット回線を選ぶのが1番だが、プロバイダ料を含めずに安く見せかけているところもあるので、注意が必要だ。他の方法として、対象のキャリアや格安SIMとセットで契約すると割引になるセット割を組む、無線LANルーターやセキュリティソフトを自前で用意する、光回線以外のインターネットも検討する、といった手がある。

通信費は、一度行えば数年単位で節約効果が期待できるため、安く抑えたい人は、見直しを考えてみてもいいかもしれない。

出典元:【ヒカリアル株式会社/PR TIMES

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
スキル・ビジネス最新記事

RANKINGランキング

6:00更新