「仕事から逃げたいと思う瞬間」ランキング、3位「人間関係がツライ」2位「業務量が多すぎる」1位は?

どんなに優良企業に勤めていても、どんなに好きな仕事でも「今日は会社に行きたくない」「辞めたいな…」「あの仕事やりたくない!」…などと思ったこと、誰もが身に覚えがあるはずです。2021年6月、ビジネス上の問題解決を考えるメディア・Biz Hitsが、仕事から逃げたくなったことがある500人に「仕事から逃げたくなる瞬間に関する意識調査」を調査した。ランキングでは10位が発表された。その理由には思わず笑ってしまうようなものも…。

10位~6位までは、業務内容によるものが多くランクイン

仕事に多少のトラブルや無茶ぶりはつきものだが…

 10位は「評価してもらえない」。「頑張って仕事をして結果を出しているのに、評価を上司が全部持っていったとき」(40代男性、事務職)これはなかなかしんどい。9位は「残業が多い」。働き方改革が進んできたとはいえ、毎日残業が当たり前、という企業もまだまだ多いようだ。8位は「体調が悪い」。病気ではないけど、なんかダルい、寝不足などの“病気じゃないけど体調が悪い”というときや、女性の社会進出により「つわりのひどい時期が辛かった」という意見もあった。

 7位は「納期が厳しい」6位は「クレームが発生した」と仕事上でのトラブルが並んだ。「えっ、いつですって?」と聞き返したくなる納期を提示された場合は変な汗をかくし、取引先からのクレームは、いい大人といえどシンプルに落ち込んでしまうものだ。

シンプルな「怒られた」が堂々の4位にランクイン(ビズヒッツ調べ)

 トップ5に移り、5位には「仕事がうまくいかない」は、フラストレーションが溜まっていく気持ちがよくわかる。4位は「怒られた」。シンプル!けれど意外と日常茶飯事なエピソードではないだろうか。「理不尽に怒られたとき」という意見も目立ち、納得できないまま怒られている状況に不満を感じた人が多いとわかる。パワハラという言葉が一般的になりつつあるが、上司の方の意識改革も早急にお願いしたいものだ。

 3位は「人間関係がツライ」。わ、わかる~!という読者の声も聞こえてきそうだが、仕事内容はもちろん、同じ職場で働く人とうまくいかないのが地味かつ最高に辛いかもしれない。「他人同士のいがみ合いに巻き込まれそうになったとき」に逃げたくなったという人も。2位は「業務量が多すぎる」。「どう考えてもこなせない量の仕事がたまっているとき」(20代女性、事務職)や、「月末に忙しすぎて現場と事務の両方をこなさなくてはいけないとき」(40代女性、介護職)など、物理的に無理!という仕事量が振られたという意見が並んだ。

 1位は「ミスをした」。「締め切りを間違っていて、多くの人に迷惑が掛かると分かったとき」(40代男性、広告代理店勤務)、「材料の発注ミスに気づき、どうしようもないときに逃げたくなります」(20代男性、調理師)などから、中には「新聞に載るくらい」「損害賠償になるくらい」というヘビーなミスをした人も…その後どうなったのか想像するのが怖い。

 ちなみに1位の「ミスをした」には、「小さなことでも落ち込む」という人も。確かにちょっとしたミスも帰り道「やっちゃった…」と凹んだこと、誰しも覚えがあるのでは?

 そんなこんなで「仕事から逃げたい」と思いつつも、毎日きちんと向かう社会人の皆さんには「それだけで十分エライ!」とエールを送りたい。

出典元:【仕事から逃げたいと思う瞬間ランキング】男女500人アンケート調査【ビズヒッツ】

オトナライフ編集部
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