メルカリ取引から見えてきた“中古スマホ”需要増とその要因

「iPhone 14」が発売されて、毎年のように新しいiPhoneを手にしたり、新機種を購入して心機一転したりという人もいるのだろうが、“中古スマホ”の需要が上がっているという現状もある。このところ中古スマホ市場が活況だが、それは「メルカリ」上でも顕著に表れているようで、スマートフォン・携帯電話の物価指数は前年同月比126.1%にもなっているのだ。

スマホ・携帯電話の「メルカリ物価・数量指数」は前年同月比126.1%

前年同月比のランキングと見比べるとカテゴリーの顔ぶれが様変わりしているのがわかり、時代のうつろいの早さを感じる。(画像は「メルカリ」プレスリリースより引用)

みなさんは「メルカリ物価・数量指数」をご存じだろうか。月間利用者数2,000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用して、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、月単位で価格指数と数量指数に数値化したものだ。

2,000万人という、ざっと日本の人口の6人に1人が使用している一大マーケットの動向から、何が売れているか、何が求められているのかを把握するツールなのだが、その「メルカリ物価・数量指数」、スマホ・携帯電話のカテゴリーを見てみると前年同月比で126.1%と増加しているのだ。

中でも「中古スマホ」の需要があがっているようで、これは半導体不足などの影響もありそうだ。なお、スマホ・携帯電話の物価上昇ランキングは4位なのだが、ぶっちぎりの1位は「イベント(チケット)」、2位は「演劇/芸能(チケット)」、3位は「アクセサリー(メンズ)」となっており、このランキング自体も非常に見ていておもしろい。

中古スマホの需要増がメルカリでも顕著! 原因は半導体不足や物価高か

市場の供給増加が想定されているにもかかわらず、メルカリ上でも高い価格帯で取引されている現状から、中古スマホの需要自体のびていることがわかる。(画像は「メルカリ」プレスリリースより引用)

上の表の2018年1月から見ていくと、スマホ・携帯電話は、物価・数量指数ともに上昇しており、数量指数においては半導体不足が問題化する時期に合わせるように増加。昨年8月から現在に至るまで、ほぼ高水準で推移しているのがわかる。この世界的な半導体不足により、中古スマホに関しては一部で新品の価格を上回ることもあるようで、メルカリの取引においても影響が出ている。

具体的には、物価指数が2020年9月以降上がっており、これは大手キャリアによる中古スマホの取り扱い開始の時期に伴ったもので、メルカリでも取引が多かったのだと思われる。

実際、中古スマホ市場はどんどん大きくなってきており、20~40代の約3割の人がスマホを買取に出した経験があり、中でも買取に出した経験のある20代女性の割合が2割を超えるというデータもあるほど。中古スマホランキングの1~10位をiPhoneが独占したこともあり、中古といえばiPhoneが多いのか?と思ってメルカリ内の出品欄を覗いてみたが、実際は、多種多様なというか、取引されていない機種はないのではないか、とも思われるほどのラインナップだった。

買取に関する記事や、中古スマホランキングなど、中古スマホの記事まとめ#中古iPhone#中古スマホも参考にしてください。

今後も中古スマホの市場は拡大していくだろうし、次にスマホを購入する際には、「売れるスマホ」という視点を考慮してみるのもおもしろいかもしれない。

出典元:【メルカリ

※サムネイル画像(Image:Xolodan / Shutterstock.com

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