発売以来、高額な価格が取りざたされている「iPhone 14」だが、値段さえ折り合いがつけば買い替え需要は多いといえるだろう。日本で最大規模を誇るフリマアプリ「メルカリ」によると、中古iPhone 14への買い替えは6カ月以降がお得だそうだ。今回は、メルカリ発コスパ重視の「iPhone買い替え情報」をお伝えしていきたい。
iPhone 13からiPhone 14への買い替えは、6カ月以降が断然お得
月間利用者数2,000万人超のフリマアプリ株式会社メルカリは9月15日、中古iPhoneの需要が高まっていると発表。「メルカリ物価・数量指数」を分析した結果、今年4月における「スマートフォン/携帯電話」の物価指数は、前年同月比で約1.3倍に増加したそうだ。
中でも、今年4月時点でのメルカリ上の「スマートフォン取引件数」1位は「iPhone 12本体」で、前年同月比約6倍と急増していることから、中古iPhoneの需要は高まっているとみている。
さらに、メルカリ市場におけるiPhone 12、13の「平均価格」の調査結果によると、中古品を前提に最新シリーズへ買い替える場合、ねらい目なのは発売から約6カ月後だという。発売後半年を過ぎるとiPhone旧シリーズとの平均価格差がなくなり、約5,000円程度で買い替え可能になることが、過去の傾向から明らかとなった。
約5,000円で最新iPhoneモデルに買い替え可能
高額な価格が取りざたされがちなiPhone 14だが、「値段さえ折り合いがつけば」という意見は、買い替え需要が多い証だともいえるだろう。そこで役立つのが、メルカリによる最新iPhoneへの「買い替えハック」だ。このハックを駆使すれば、6カ月以降なら約5,000円でiPhone13から14への買い替えも夢ではない。
iPhone 12から当時最新のiPhone 13へ買い替えた過去のケースを例に説明すると、iPhone 13発売後約6カ月後にiPhone 12が41,500円で売れたという。送料450円および手数料4,150円を控除後、販売利益は36,900円となる。新シリーズiPhone 13を41,800円で購入すると、実質4,900円で買い替えたことになる。
あくまでも過去の傾向に基づく参考情報であり、必ず半年後に約5,000円で買い替え可能だと確約できないのは、どの市場でも同じであろう。なんといっても圧倒的ユーザー数で他社の追随を許さないメルカリで、iPhone13から14への買い替えを考えるのもいいのではないだろうか。
出典元:「9月 メルカリトレンド通信」【メルカリ】
出典元:「メルカリ物価・数量指数からわかる4月トレンド通信」【メルカリ】
※サムネイル画像(Image:Thanes.Op / Shutterstock.com)