マイボイスコム株式会社は2022年9月1日〜5日、「スマートフォン」に関するインターネット調査を実施した。16回目を数える同調査、今回は10,129人が回答。スマートフォンの利用率や利用意向に加え、携帯電話会社へのこだわりなどにもフォーカスされている。そのような調査の結果が10月17日に発表されたようなので、ご紹介していこう。
スマホの所有率・利用意向はやはり高い
同調査によると、スマホの所有率は90.1%。どのキャリアとの契約が多いかという点が気になるが、最も多いのは「NTTドコモ」で29.8%とおよそ3割。続く「au」が17.4%、ついで「SoftBank」が9.7%であった。以降は、「楽天モバイル」が9.6%、「Y!mobile」が8.4%、「上記キャリア以外」が13.9%という結果となった。
また、スマホの利用意向に関しても調査が行われている。「今後、スマートフォンを利用したいですか?」という設問へは、「とても利用したい」という回答が最多の55.0%であった。過去調査と比べても増加の傾向だ。また、「とても利用したい」と「やや利用したい」を合わせると82.1%であり、この数値も、前年に比べ、わずかに増加している。スマホの利用は、着実に人々の間で盤石なものになりつつあるようだ。
みなさんは新しい携帯を購入する際、どのような部分を気にするだろうか。同調査では、スマホ利用意向者によるスマホ選定時の重視点も明らかにされている。回答としてやはり多いのが「本体価格」の61.6%と「バッテリーの持ち時間」51.3%の2つ。そして「画面サイズ・大きさ」「通信料金」が各40%台との結果だ。
スマホ選定時にも挙げられた「通信料金」は、やはり気になるところだ。「通信料金」を気にする上では、携帯電話会社や通信事業者をどう選ぶかも重要なはず。スマホ利用意向者に、次回購入時に現在と同じ会社や事業者にしたいか? を訪ねたところ、「同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」と答えたのは60.0%であり、「NTTドコモ」主利用者の間で高くなっている。対して、「違う携帯電話会社・通信事業者にしたい」との回答は5.3%と思いのほか低い。
また、「携帯電話会社・通信事業者にはこだわらない」という回答も16.6%見られた。こだわらないと回答した人は、大手キャリア以外主利用者の間で高くなっているようで、これは「安いプラン・お得なプラン」を打ち出した会社に決める、という層が一定数いることも示しているのではないだろうか。
出典元:スマートフォンに関するアンケート調査(第16回)【マイボイスコム】
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