株式会社ウェイブダッシュは、自社が運営するフリーマーケットサイト「ムスビ―」における2022年の年間中古スマホランキングと2022年の中古スマホ・タブレットランキングを発表。中古機種で人気の端末をそれぞれ紹介していこう。
ホームボタンがある機種がトップ3を独占
2022年の中古スマホ年間ランキングでは、iPhoneシリーズがトップ10を独占した。その中でも、第1位に輝いたのは「iPhone SE(第2世代)」だ。202年に発売されたiPhone SEシリーズで、ホームボタンがある点と、価格の安さが高い需要につながっているようだ。第2位と第3位にはそれぞれ「iPhone 8」と「iPhone 7」がランクイン。こちらもiPhoneのナンバリングシリーズの中では、ホームボタンが付いていた最後の機種として、今なお根強い人気を誇る。
第5位には「iPhone SE(第3世代)」、第7位には「iPhone 12」と比較的新しい機種が台頭している一方、第9位にランクインした「iPhone 6s」は、2015年発売とかなり前のモデルにもかかわらず取引量は多いようだ。価格の安さはもちろんのこと、現代の端末には劣るものの、2022年でもそれほど問題なく使用できるという点がiPhone 6sの強みといえるだろう。ただし、OSが対応していないアプリなどは利用できないため、その点は妥協する必要がある。
Androidランキング、上位の端末は1万円台で購入可能
2022年12月の中古スマホランキングでも、iPhoneシリーズが総なめしている。
第1位はiPhone SE(第2世代)、第2位はiPhone SE(第3世代)、第3位はiPhone 8とランキング上位は多少順位の変動はあれども、ランクインしている機種は、総合ランキングとほとんど変わらないようだ。
Androidのみのランキングでは、2021年~2022年に発売された新型の機種が多くランクインし、第1位は「AQUOS wish2 SH-51C」。2022年モデルにもかかわらず、価格は約1万円という驚異の安さ。Androidスマホはお手頃価格が強みの一つではあるが、とくに、この端末はお買い得だといえるだろう。第2位以下にも「Xperia Ace III SO-53C」や「Galaxy A22 5G SC-56B」など1万円台で購入できる端末が多いが、これらはSIMフリーではなく、NTTドコモのSIMカードにしか対応していないため、他社のスマホから乗り換える際は注意したほうがよいだろう。
タブレットのランキングでは、iPadが軒並みランクイン。第1位は2018年発売の「iPad(第6世代)」で、最新機種と比較するとスペックはもちろんだが、大きさも少しコンパクトだ。しかし、発売からそれほど年月が経過していないこともあり、普段使い程度であれば不満なく使えるだろう。第2位の「iPad Air 2」は2014年のモデルだが、安く手に入れやすいiPadということで人気のようだ。
中古端末は最新機種には及ばないものの、動画視聴やSNSの利用などでは、とくに問題なく使用できるため、こだわりなどがなく、費用を安く抑えたい人にはオススメだ。しかし、古いモデルの端末だと、OSの都合上、最新アプリに対応していないケースや、バッテリーが劣化していることも多い。また、各種サポートサービスなどが終了している場合もあるので、それらについてはよく確認した上で検討すべきだろう。
出典元:中古スマホ・中古タブレット専門のフリマ「ムスビー」は→こちら
※サムネイル画像(Image:NYC Russ / Shutterstock.com)