スマートフォンを購入する際に重視することを調査したアンケート結果が発表された。10代以降の男女100人を対象に実施したアンケートでは、「機種」が1位という結果に。新機種が発表され続け、ますます拡大するスマホの選択肢。ほかにも「値段」「キャリア」「バッテリーの持ち」など、さまざまな要素に対する意見も紹介していく。
「なんでもいい」と思って適当なものを使うと…機種の重要さを再確認することに
株式会社レビューが運営する情報メディア「ahamo」が、2023年2月に日本全国の10代以上の人を対象に「スマホを買うときに一番重要だと思うこと」についてのアンケート調査を実施した。その結果、1位は「機種」。全体の21.0%の人が機種を重視していることがわかった。その理由として「機種によって使いやすさが変わるから」という意見や、「安いものを買っても使いづらく感じれば結局、買い替えることになるから」といった意見が挙げられていた。今や、スマートフォンの機種は数えきれない。
Appleの「iPhone」やGoogleの「Google Pixel」など、大手メーカーから発売されている機種だけではなく、世界各国のメーカーがそれぞれの技術を詰め込んだオリジナルの機種を次々と発表し、利用する側の選択肢が広がったことも「機種」が1位になった要因の1つなのかもしれない。
7位は「カメラの画質」
続く2位は「携帯会社」。各社の格安プランなどが充実する一方で、大手キャリアを重視する人も多数。格安スマホにはないアフターサービスや電波のカバー率、安心感を決め手に挙げる声もあった。3位には「値段」「使いやすさ」が同表でランクイン。「高すぎると買えない」「毎日、使うものだから自分に使いやすいかどうかを重視」という意見が見られた。
続いて、5位は「プラン内容」で、月々の料金をおトクに済ませたい人たちから支持されているようだ。6位は「バッテリーの持ち具合」。スマホ1つで生活が完結する半面、バッテリーが切れてしまうと何もできない事態にもつながりかねない。そして7位は「カメラの画質」だった。今では写真撮影をする際にスマホの内蔵カメラを使う人がほとんど。SNSへ投稿する写真や、家族の写真をきれいに撮影したい人たちからの声も多かった。
世界中で普及率が高まっているスマートフォン。アウンコンサルティングが23年2月に発表した調査によると、22年12月の段階では、全世界でのOSのシェアはAndroidが約72%で1位、iOSは約27%で2位だった。さらに、機種のシェアは韓国メーカー・SamsungとAppleがほぼ同数となっているが、日本ではまだまだSonyやSHARPといった国産メーカーの人気が根強い。今後もさまざまなニーズに合わせた機種が登場することが予想される。
出典元:【ahamoに乗り換え隊】
※サムネイル画像(Image:Yalcin Sonat / Shutterstock.com)