ahamoやpovo、楽天モバイルなどのお得なプランに乗り換えるタイミングで、スマホも機種変更したいと考えている人は多いだろう。でも、いったいどうすればいいの? そこで今回は、実際に筆者がAndroidスマホから「OPPO Reno5 A」に乗り換えてみたので、その方法を写真入りで紹介しよう。実は、Androidスマホ同士の乗り換えはGoogleアカウントを使えば超簡単にデータの移行ができるのだ!
Androidスマホ同士ならGoogleアカウントで乗り換え可能!
ahamoやpovo、楽天モバイルなど、従来のプランよりかなり格安なプランが登場したことで、キャリアを乗り換える人が増えている。そのタイミングで新しいスマホに機種変更したいという人も多いはずだ。そこでここでは、筆者が実際にAndroidスマホ同士で乗り換えを行ったので、その手順を紹介しよう。実は、Androidスマホ同士の乗り換えは、Googleアカウントを利用することで、古いスマホのアプリや設定などのデータを丸ごと新しいスマホにコピーできるので、超簡単に乗り換えられるぞ。
今回利用するのは古いスマホが「ZenFone 5Q」で、新しいスマホは「OPPO Reno5 A」である。「OPPO Reno5 A」は4万円前半の中華製スマホだが、おサイフケータイや防水・防塵に対応するほか、eSIMのデュアルSIMにも対応するコスパに優れた5Gスマホ。筆者のように楽天モバイルをeSIMで利用し、データ専用の格安SIM(nanoSIM)とデュアルSIM(DSDV)運用するにはピッタリの機種だ。DSDVについては→こちらで確認してほしい。
スマホを2台並べてGoogleアカウントでデータ移行!
Googleアカウントを使えば、簡単に古いスマホの設定を丸ごと新しいスマホにコピーできる。しかし、古いスマホに保存してある写真やデータは、あらかじめクラウドやSDカードなどにバックアップしておくこと。そして、もうひとつ気をつけたいのが「LINE」である。LINEのトーク履歴は乗り換えの前にバックアップしておかないと、新しいスマホ側で再現することができないのだ。
それでは、実際にAndroidスマホのデータ移行を行ってみよう。まず、旧スマホ(ZenFone 5Q)はGoogleアカウントにログインした状態にしておくこと。また、新品スマホ(未開封・SIMフリー版OPPO Reno5 A)の電源を入れたら、新旧2台のスマホを並べた状態で作業を行う必要がある。
最初に新スマホ側で「言語選択」と「地域を選択」を「日本(語)」に設定したら、自宅のWi-Fiに接続する。次に「データの引き継ぎ」画面で「Androidスマートフォンのバックアップ」を選択したら、今度は古いスマホのほうで「デバイスのセットアップ」を検索しよう。すると、「デバイスのセットアップ」画面が表示されBluetoothで新しいスマホと同期される仕組みになっている。このあとは、新旧2台のスマホに表示される指示に従いながら操作していけば、20〜30分程度でデータ移行作業が完了するはずだ。
各アプリのログインとLINEのトーク復元を行う
古いスマホから新しいスマホにAndroidのデータがコピーされたら、新しいスマホのほうにSIMカードを挿入してAPN設定を実行しよう。APN設定については→こちらで確認してほしい。筆者は、楽天モバイルのeSIMも設定して格安SIM(3GBデータ専用)+楽天モバイル(1GB以下・通話無料)のデュアルSIM(DSDV)環境を構築してみた。
Googleアカウントに紐づいているサービスはそのまま引き継がれるので、Gmailも自動設定されているし、Chromeに保存してあるパスワードなども有効だ。このとき、新しいスマホの方では古いスマホで使っていたアプリのインストールが自動的に開始されているので、アプリのインストールが終わったら、アプリ一つひとつにログインしていく必要がある。とくにスマホ決済アプリやネット銀行アプリなどは、すべてログイン後に本人確認作業しないといけないので、これにはかなり時間がかかるだろう。そして、LINEアプリにログインしたら、古いスマホでバックアップしたトークの復元作業を実行しよう。これでとりあえず、スマホの乗り換え作業は完了だ。