月1GB以下なら0円で維持できることもあって、2021年9月時点で契約者数が約411万件に達した人気の「楽天モバイル」。そんな、楽天モバイルではSIMカードの契約がなくても、スマホを単体で購入できるのをご存じだろうか? 楽天モバイルのスマホはすべてSIMフリーなので利用する価値は十分あるだろう。そこで今回は、楽天モバイルでiPhoneを含むスマホのみを単体で購入する方法と注意点について解説したいと思う。
楽天モバイルなら公式サイトでもスマホだけを購入できる!
2019年10月、改正電気通信事業法が施行され、大手キャリアではSIMカード(通信回線)とスマホを分離して販売することが義務付けられた。
これによって、大手キャリアが長年行ってきた長期契約(2年しばり)でスマホが実質1円になるような販売方法は原則禁止されたのである。
と同時に、大手キャリアではSIMカード契約をせずとも、スマホだけを単体購入することができるようになっているのはご存じだろうか? そこで今回は、楽天モバイルでスマホだけを購入する方法を紹介したいと思う。
実際に楽天モバイルでスマホだけを買ってみよう!
楽天モバイルの公式サイトでスマホを単体購入するときは、事前に楽天会員IDを取得しておこう。楽天会員IDを持っていれば非常にスムーズにスマホを購入できるからだ。
まず、楽天モバイル公式サイトを開いて購入したいスマホを探したら、「購入する」を押す。楽天モバイルはAndroidスマホ、楽天オリジナルスマホ、最新のiPhoneも購入可能となっている。
次に、スマホのカラーやメモリ容量、支払い方法などを選択し、「カートに追加する」を押そう。ちなみに、楽天カード払いなら手数料なしの48回払いも可能だ。
注意したいのは、楽天モバイルでは自動的に「スマホ交換保証プラス」が“選択済み”になっていること。もし、不要なら外しておこう。
途中、配送先や支払い方法、支払い回数、楽天ポイントの利用などをチェックするページが表示されるので、画面に従って進めていけばOKだ。
最後に「製品のみが選択されています」画面で「この内容で申し込む」をタップ。次に「重要事項説明・利用規約」を確認して「同意して申し込む」を押すと、スマホの購入が完了する。
事前に楽天会員になってクレカが登録してあれば、おそらく5分ほどで簡単にスマホを購入できるだろう。楽天モバイルなら、注文後、最短2日ほどでスマホが届くはずだ。
楽天モバイルでスマホを単体購入するメリットは?
楽天モバイルでスマホを単体購入できることは分かったが、いったいどんなメリットがあるのだろうか?
まず、楽天モバイルで販売されるスマホはすべてSIMフリーであること。わざわざ自分でSIMロック解除する手間はいらない。スマホの周波数さえ一致していれば、他社キャリアのSIMカードをセットして利用することも可能だ。
次に、楽天モバイルではiPhoneが安く買えること。たとえば、ソフトバンクでは11万5,920円で販売されているiPhone 13(128GB)が、楽天モバイルなら9万8,800円で一括購入できるのだ。
楽天モバイルのiPhone価格はAppleStoreと同額だが、楽天会員なら楽天カードでiPhoneを購入することで、楽天ポイントがたっぷり還元されるのが大きい。
■iPhone 13(128GB)の販売価格比較
ドコモ 11万1,672円
au 11万5,020円
ソフトバンク 11万5,920円
楽天モバイル 9万8,800円
AppleStore 9万8,800円
楽天モバイルでスマホを単体購入するデメリットは?
楽天モバイルでスマホを単体購入することで考えられるデメリットといえば、何と言ってもキャンペーンでのポイント還元が受けられないことだろう。
楽天モバイルでは新規に回線契約したりMNPで乗り換えることで、最大2万5,000ptももらえるキャンペーンが実施されているが(2021年11月現在)、スマホの単体購入ではこのポイント還元が受けられないのだ。
しかし、楽天モバイルなら月1GB以下なら0円で維持できるので、現在、他社でスマホを契約していても、サブスマホとして新規契約してもいいだろう。新規で楽天モバイルに申し込む手順は→こちらで確認できる。
ただし、楽天モバイルは、6カ月間まったく使わないと契約解除されることがある。詳しくは→こちらで確認してほしい。
いかがだろうか? すでに4大キャリアではスマホだけを単体購入できることを知らなかった人も多いと思う。
現在、iPhone SE(第2世代)を一括0円で販売している大手キャリアも多く、スマホ単体でも大幅な値引きが適用される場合もある。
もし、大手キャリアでスマホを単体購入する場合は、事前にSNSなどで最新情報を調べてみるといいだろう。なお、iPhone SE(第2世代)が一括10円で販売できるカラクリについては→こちらで確認できる。
●楽天モバイル(公式)は→こちら