マイナンバーカードを取得し、各種申込み・登録とマイナポイントの申し込みをすることでマイナポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」。申請期限が2023年2月末までに延長された。しかし「手続きって面倒なんでしょう?」「なくても不便を感じていないし……」と、いまだに申請していない人も少なくないのでは? 生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングが、マイナンバーカードをすでに取得した人にアンケートを実施。
この記事を読めば、まだ申請していない皆さんも、重~い腰を上げたくなるかも?
マイナンバーカードを取得して「良かった」という人は半数以上!「良くなかった」はわずか6%と少数派
まずは、マイナンバーカードを取得して良かったと思うかどうか。これについては「非常に良かった」「どちらかといえばよかった」と回答している人が半数以上となった。「どちらともいえない」が43%で最多となったが、「どちらかといえば良くなかった」「全く良くなかった」と答えた人は、わずか6%という結果を見れば、申請する価値のあるカードだと判断していいだろう。
また、申請したきっかけの理由1位は「マイナポイントがもらえるから」で70.0%!マイナンバーカードの実用的なメリットである「本人確認書類(身分証明書)として使えるから」の42.9%を大きく引き離しての1位となった。やはり、マイナポイントという施策はお財布や家計に直結するため、大きな魅力となっているようだ。単身者はもちろんだが、家族単位で考えると「マイナポイントなんてもらえなくてもいいや」とは思えない額になる。
本人確認書類は、自動車運転免許証や各種保険証で現状まかなえているケースも多いのかもしれない。また、現時点では少数派だが「新型コロナウイルスワクチン接種証明書をアプリで取得できるから」「ふるさと納税のワンストップ特例申請をオンラインで行えるから」など、今後、ますますデジタル化が進む社会でのマイナンバーカード取得の理由として、大きな伸びしろがありそうで要注目である。
マイナポイントの申し込みはカード自体よりも、さらにハードルが下がり、約7割が「簡単」と回答!
続いて、気になるマイナポイントの申し込みの難易度はどうだろう。なんと、マイナポイントを申し込んだ人の78.3%が「簡単だった」と回答! マイナポイントの申し込みは、自分の端末にマイナポイントアプリをインストール、またはコンビニエンスストアなどの手続きスポットに行く、という方法があるが、申し込み開始~完了まで1カ所で完結し、さらに必要なのはマイナンバーカードと暗証番号、キャッシュレス決済サービスの「決済サービスID」と「セキュリティコード」のみという手軽さもあり、簡単と感じる人が多いのだろう。
スマートフォンやパソコン操作に不慣れな人も少なくない60代でも73.8%が簡単だったと回答しており、若い世代なら、アプリの操作だけでスムーズに申し込みが完了しそうである。
なお、マイナポイント第2弾の使い道としては全世代の合計で、「生活費、教育費などに使った」という人が約半数という結果に。「旅行費、娯楽費など自分のご褒美に使った」という、いわゆるお小遣い的な使い方をした人も少なくなかった。しかし“お小遣い”として使う人たちを上回ったのが、「まだ使っていない」という人たちで、あるのは日本人の国民性か。「とりあえず貯金」感覚なのかもしれないが……はたして、この結果は予想外、いや予想通り!?
出典元:【株式会社ネオマーケティング/PR TIMES】
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