人気のスマホ決済サービス「楽天ペイ」が、2022年9月以降、セキュリティ強化のため現状の「SMS認証」から「電話発信認証」に変更することになりました。これにより、データ専用SIMで運用しているスマホでは楽天ペイが使用できなくなります。何を隠そう筆者のスマホはデータ専用SIMなので、まさに直撃! この先、どのようにすれば楽天ペイを利用できるのか解説したいと思います。
楽天ペイの認証が電話発信認証に変更される!
スマホのQRコードで簡単に買い物ができるスマホ決済サービス。なかでも人気が高いのが「楽天ペイ」です。
楽天ペイは、楽天カード(クレカ)でチャージして残高払いをすると最大1.5%還元、さらに楽天カードを提示するとポイントの3重取りができ、最大2.5%もポイントがもらえるのが特徴です。
楽天経済圏にどっぷり浸かっている人なら必須のスマホ決済サービスでしょう。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
●楽天ペイ→こちら
そんな楽天ペイですが2022年9月より、セキュリティを強化するため「SMS認証」から「電話発信認証」に変更されることになりました。
ほとんどの人は音声通話可能なSIMカードを利用しているので、何の影響も受けませんが、なかには筆者のように通話はガラケー、ネット用のスマホはデータ専用SIMで運用している人もいるはずです。
もちろん、データ専用といってもSMS対応でなければ、これまでのSMS認証もクリアできないわけですが、それが電話発信認証となったため、9月から筆者は楽天ペイを利用できなくなってしまうのです。
楽天ペイのために、わざわざ割高な音声対応SIMカードにするわけにもいきませんし……。いったいどうすればいいのでしょうか?
●楽天ペイ「電話番号の認証方法変更について」→こちら
2022年9月より、楽天ペイの認証方法が SMS認証から電話発信認証に変更されるため、筆者は楽天ペイが利用できなくなってしまいます。
でも、心配いりません。実は筆者のスマホはデュアルSIM運用しており、データ専用SIM(SMSあり)のほかに、基本料0円の「povo2.0」も利用しているのです。デュアルSIMについては、こちらの記事で詳しく解説しているので確認してください。
povo2.0とは、auが提供する格安スマホプランのこと。音声通話対応SIMで月額利用料は0円で、半年に1回何らしかのトッピングを利用すれば電話番号を維持できます。もっとも安いトッピングは220円なので、年間440円で維持することも可能となっているのです。
つまり、楽天ペイの認証はpovo2.0で行っておき、通常はデータ専用SIMを利用すればOKというわけです。もちろん、実際に電話発信認証をしてみないと確定的なことは言えませんが、おそらく大丈夫でしょう。
●au「povo2.0」→こちら
まとめ
もし、筆者と同じようにデータ専用SIMで楽天ペイが使えなくなるという人は、この際、povo2.0を導入してデュアルSIM運用してみてはいかがでしょうか? 万一、ドコモ回線がつながらないときでもau回線が利用できるので安心ですよ。
なお、povo2.0は物理SIMカードを使わない「eSIM」にも対応していますので、最近のeSIM対応スマホなら簡単にデュアルSIM運用することが可能です。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。