楽天モバイルは、2022年11月1日より「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)」における「Rakuten UN-LIMIT VII」契約者向け特典を楽天SPUに統合し、ポイント還元率を最大+3倍にすると発表しました。これにより、楽天SPUのポイント還元率も最大14倍から最大16倍に改善されることになります。そこで今回は、11月からの楽天SPUについて詳しく解説しましょう。
11月から楽天モバイルユーザーなら楽天SPUが最大16倍に!
楽天グループのサービスを利用することで、ポイントがザクザク貯まる「楽天経済圏」にオールインしている人は多いことでしょう。
しかし、最近は度重なる楽天市場における「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の条件改悪で、最大ポイント還元率は最大14倍まで落ち込んでいました。詳しくはこちらの記事を確認してください。
そんななか、楽天SPUの重要なサービスのひとつである「楽天モバイル」が、2022年11月1日より楽天SPUにおける「Rakuten UN-LIMIT VII」契約者向け特典を楽天SPUに統合して、ポイント還元率を最大「+3倍」にすると発表しました。
これにより、楽天SPUのポイント還元率も久しぶりに最大14倍から16倍に改善することになります。
●楽天市場「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」→こちら
●楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VII」→こちら
現状の楽天モバイルユーザーにはあまり影響はなし!?
現状、楽天モバイルユーザーは楽天SPUで+1倍(上限5,000pt)されます。これに加えキャンペーンにエントリーすることで、楽天市場での買い物で楽天ポイントが+1倍されほか、楽天会員ランクがダイヤモンド会員なら+2倍される(上限は各1,000pt)キャンペーンが実施されています。
しかし、2022年11月1日からはこのキャンペーンが終了され、すべて楽天SPUに統合されることになりました。その結果、「Rakuten UN-LIMIT VII」契約中なら+2倍(上限6,000pt)、ダイヤモンド会員なら+3倍(上限7,000pt)になります。
つまり、楽天モバイルで「Rakuten UN-LIMIT VII」を契約していれば、楽天SPUのポイント還元率が最大16倍となるわけです。
すでに楽天モバイルのキャンペーンを利用している人にとってポイント還元の合計倍率に変更はなく、獲得できるポイント上限も同じなので、実際にはさほど大きな変更はありません。
ただし、これまで楽天SPUとキャンペーンで分けていた獲得上限ポイントが統合されることで、楽天市場での買い物金額が税抜10万100円以上、あるいは税抜50万円未満の場合は獲得できるポイントが増えることになります。
また、今回の楽天モバイルの特典統合により、ポイントの付与が分かりやすくなります。これまで楽天モバイルのキャンペーンのポイントは、買い物月の翌月末に付与されていましたが、今後は楽天SPU扱いとなるため、買い物月の翌月15日にポイントが付与されることになるのです。
●楽天モバイル「楽天モバイル、11月1日より「SPU」の 「Rakuten UN-LIMIT VII」契約者向け特典をポイント最大+3倍に変更」→こちら
まとめ
いかがでしょうか? 今回の楽天モバイルユーザー特典の変更により、久しぶりに楽天SPUのポイント還元率が最大14倍から16倍にアップされることになりました。
しかし、これは楽天モバイルの特典が楽天SPUに統合されただけであり、既存の楽天モバイルユーザーにとっては、あまり大きな影響はありません。
皆さんご存じのとおり、楽天モバイルでは「月1GB以下なら0円」キャンペーンが8月末で終了。10月末には月1GB以下の利用料金分(1,078円)をポイント還元して実質0円になるサービスも終了されます。
今回の変更は、楽天モバイルユーザーの引き留め策かと思われましたが、その内容をみると、どちらかというと楽天市場ユーザーに対して楽天モバイル加入を促す方向のようです。
もちろん、楽天経済圏にオールインしている人なら、楽天モバイルへの加入は今後も必須となるでしょう。