スマホ決済サービスのなかでは比較的ポイント還元率の高い「au PAY」と「d払い」ですが、2022年12月より相次いでクレカによるポイント還元が廃止されるのをご存じでしょうか? au PAYでは「au PAYカード」で残高チャージすると1.0%還元されますが、22年12月1日からはポイント還元の対象外となります。また、d払いも登録した「dカード」で支払うと1.0%還元されていたのに、12月10日からはポイント還元の対象外になるのです。これから、いったいどうすればいいのでしょうか?
「au PAY」はau PAYゴールカードで残高チャージすれば最大2.5%還元!
KDDIが運営する「au PAY」のポイントは、リクルート(ホットペッパーやじゃらん)やローソンなどでも利用可能な「Pontaポイント」に統一されていて、使い勝手が非常に良くなっています。
au PAYの基本ポイント還元率は0.5%ですが、au公式クレカの「au PAY カード」(年会費1,375円・年1回の利用で無料)で、au PAY残高にチャージすると税込100円ごとに1pt(1%)ポイント還元されるため、簡単に1.5%ポイント還元を受けられます。
さらに、au携帯料金の利用料金で最大11%も還元される「au PAY ゴールドカード」(年会費1万1,000円)でau PAYにチャージすれば+1.0%還元されるので、最大2.5%も還元されます。これはかなりお得ですよね。
●au PAY ゴールドカード「au PAY 残高チャージポイント」は→こちら
しかも、au PAYアプリにはPontaカードも組み込まれており、加盟店でPontaカードを提示すると100円か200円ごとに1ptが貯まるので、ポイント還元率はさらに0.5~1.0%上乗せされるのです。
このように、au PAYならau PAYカード(ゴールドカード)でチャージするだけで1.5~2.5%もポイント還元されるほか、Pontaカードでも0.5~1.0%もポイント還元されので、PayPayよりかなりポイントが貯まるのがお分かりいただけるでしょう。
au PAYは11月末でau PAYカードによる残高チャージのポイント還元が終了!
最大2.5%もポイント還元されるうえに、Pontaポイントまでもらえるお得なau PAYですが、それも2022年11月末までのことです。
実は、2022年12月1日からは「au PAYカード」によるau PAY残高チャージの1.0%ポイント還元は廃止されることになってしまいました。
それでも、au PAYゴールドカードは従来の「ゴールド限定特典」の1.0%が加算されますし、Pontaカードの提示によるポイント加算もありますので、お得であることに変わりはありませんね。
●au PAY カード「au PAY 残高へのチャージご利用時のポイント加算変更について」は→こちら
ドコモが提供するスマホ決済サービスの「d払い」の基本還元率は0.5%(税込200円につき1pt)ですが、ドコモ公式クレカ「dカード」をd払いに登録して支払うと、dカード決済ポイントが別途1.0%還元(税込100円につき1pt)され、誰でも簡単に1.5%還元されます。
また、「dポイントカード」をdポイント加盟店で提示するだけで、支払い額の0.5~1.0%がポイント還元されるためポイントの3重取りとなり、トータルでは最大2.5%も還元されます。
●ドコモ「d払い×dカードの活用法」は→こちら
しかも、d払いでは“ドコモ携帯ユーザー”だけの「d払いステップボーナス」というステージ制度も用意されており、前月のd払い回数に応じて基本還元率(0.5%)にプラスされ、利用回数に応じてポイントが最大1.5%も加算されるお得なシステムになっています。
たとえば、1回でも+0.1%が加算され、20回では0.5%、80回利用すると、なんと1.5%もポイントが加算されるので、かなりお得ですよね。
●d払い「d払いステップボーナス」は→こちら
d払いは12月10日からdカード決済の1.0%ポイント還元が廃止に!
ドコモユーザーなら最大3%もポイント還元されるd払いですが、残念ながら2022年12月10日からはdカード決済ポイントの1.0%還元が廃止されることになりました。
ただし、新たに「dカード支払い特典」が設定され、dカード支払いで0.5%(税込200円につき1pt)還元となるため、基本還元率0.5%と合わせて最大1.0%となります。
●d払い「d払いで「dカードからの支払い」をご利用いただいた場合のdポイント進呈条件の変更について」は→こちら
2022年12月10日からdカード決済でもらえるポイントが1.0%から0.5%に半減されますが、ドコモ携帯ユーザー向けの「d払いステップボーナス」では、11月判定分からその0.5%のマイナス分を補填できるようになっています。
この新たなd払いステップボーナスで0.5%を補填されるのは、ドコモの「ギガホ」契約者や「ahamo大盛り」プラン契約者だけになりますが、うまく活用すれば最大3.0%ポイント還元をキープできるのです。
●d払い「2022年11月判定分からの判定基準変更について」は→こちら
まとめ
いかがでしょうか? au PAYの場合、au PAYゴールドカード所有者は最大2.5%もポイント還元されるうえに、Pontaポイントの提示で0.5~1.0%加算され、最大で3.0~3.5%もポイントがもらえました。
12月1日からはクレカの残高チャージ分の1.0%がなくなりますが、それでもまだau PAYゴールドカード+Pontaカード提示で2.0~2.5%も還元されるので、十分お得だと言えるでしょう。
一方、d払いはdカード利用+dポイントカードの提示で最大2.5%もポイント還元されたうえに、ドコモ携帯ユーザーはさらに最大1.5%もポイントが加算されていました。
12月10日からはdカード利用分の1%が0.5%に半減して基本還元分が最大1.0%になりますが、ドコモのギガホかahamoの大盛りプラン契約者なら+0.5%が補填され、80回以上利用すれば最大2.0%加算されるので、合計で最大3.0%ポイント還元は維持されるのです。
たとえば、人気No.1のPayPayは基本還元率が0.5%。「PayPay STEP」により月30回以上(5万円以上)の利用で+0.5%、対象3サービスの利用で+0.5%され、最大でも1.5%しかポイント還元されません。
そのことを考えれば、au PAYやd払いは12月以降もまだまだお得であると言えるでしょう。詳しくはこちらの記事で確認してください。