昨今では、不景気や物価高騰が続き、いわゆる「普通の暮らし」を送ることも難しいといわれている。本業だけでは生活するだけで精一杯という人も多く、副業をはじめている人も多いだろう。副業やダブルワークを認可している企業も増加しており、収入源を複数もつことはもはや珍しいことではないだろう。
今回は副業を考えている人向けに、数々の副業支援サービスをカテゴリー別に分類したカオスマップ(業界地図)を紹介。本業だけでは不安だと感じている人は、ぜひ参考にしてほしい。
230社以上の副業支援サービスを9つのカテゴリーで分類
株式会社シューマツワーカーが2023年版の「副業系サービスカオスマップ」を公開。副業系サービスカオスマップとは、230社以上のサービスを、リモート型・現場型・継続型・単発型の軸で4つのゾーンにわけ、さらに、副業の特徴ごとに9つのカテゴリーに分類したもの。これにより個人のスキルや経験、希望の勤務形態など、自分の理想にマッチした副業を見つけやすくしている。
2023年度の副業サービスで最も充実しているといえるのが、「企業で一定期間副業型」と「特化型スキルマーケット型」だ。前者は、所属企業とは別の会社のプロジェクトに参加するタイプの副業。営業やマーケティング、人事など多様な職種のサービスを取り扱っている。後者はその名の通り、特定のスキルに特化した職種が豊富。家事代行やDIY、翻訳など、場所を問わず幅広い仕事がそろっているのが特徴だ。どちらも本業で培った経験を活用しやすく、スキルアップやキャリアアップにつながりやすいのが魅力だろう。
隙間時間に小遣い稼ぎもよし、自分のスキルを活かして高収入をめざすのもよし
このカオスマップでは、「企業で一定期間副業型」と「特化型スキルマーケット型」が最も充実しているが、他のカテゴリーもそれぞれ個性的だ。「リモート型×継続型」の「表現・発信型」はSNSや配信者などのインフルエンサーが含まれる。収入が安定しているわけではないが、フォロワーや視聴者数が多くなれば、より大きな収益を得ることも可能だろう。「EC関連型」とは家にある不用品やハンドメイド品などをフリマサイトなどで販売する、といった副業カテゴリー。自ら販売するだけでなく、出品代行というサービス型の仕事もあるようだ。
「リモート型×単発型」に属する「ポイ活型」の副業は、アンケートへの回答や商品のレビューなどでポイントを収集するタイプ。収入としてはそれほど多くは期待できないが、隙間時間に作業しやすく、副業初心者にオススメだといえる。「シェアリングエコノミー型」では、所有物を他人に貸し出して収入を得る副業カテゴリーだ。家や車などの遊休資産の運用がメインであり、管理や防犯は必要になるものの、カオスマップでは唯一、労働をともなわない副業だ。
カオスマップでは、今回紹介した内容以外にもさまざまなスタイルの副業が掲載されている。自分の経験や勤務可能な時間、希望の収入などを考慮して、自分にあった副業、ひいては理想的な働き方を見つけてほしい。
出典元:【株式会社シューマツワーカー/PR TIMES】
※サムネイル画像は(Image:「株式会社シューマツワーカー」プレスリリースより引用)