イオンが提供する電子マネー「WAON(ワオン)」。近所にイオンやイオンマーケット(ピーコックストア)、マルエツなどがあるなら是非作っておきたいが、WAONの発行には手数料が300円ほどかかってしまう。何とか無料で発行する方法はないものか? そこで、今回はWAONを手数料無料で入手する方法を紹介したいと思う。
WAONカードは便利だが手数料が300円もかかる!
「WAON(ワオン)」とは、イオンが提供する電子マネー。イオンはもちろん全国74万6,000カ所の提携ショップで利用できる(2020年8月現在)。レジの端末にかざすだけで決済できるので非常に便利だ。アナタもコンビニなどで「ワオ~ン!」という鳴き声を聞いたことがあるのでは? WAONで買い物すると税込200円につき1ptが付与される(0.5%)が、「電子マネーWAON公式サイト」で会員登録しておけば、イオングループでの買い物で税込200円ごとに2pt(1%)が付与されるのだ。これはヘタなQRコード決済を利用するよりもお得である。
ということで、もし、近所のイオンやミニストップなどで買い物をする機会が多いなら、是非ともWAONカードを作っておきたい。だが、WOANカードを普通に作成すると300円の発行手数料がかかってしまう。そこで今回は、発行手数料の300円を払わずにWAONカードを入手する方法を紹介したいと思う。
年会費無料の「クレカ+WAON」がおすすめ!
まずおすすめしたいのが「イオンカード(WAON一体型)」だ。これはWAON機能が付いているイオンの公式クレジットカードのことで、もちろん年会費・発行手数料は無料だ。もし、ネット銀行の「イオン銀行」で口座を作るのなら、イオン銀行のキャッシュカードにクレカとWAONカード機能が付いた「イオンカードセレクト」を入手するのがおすすめ。こちらも年会費・発行手数料無料なうえに、WAONにオートチャージすると税込200円ごとに1pt(0.5%)が付与され、ポイントの2重取りも可能である。ただし、引き落とし口座はイオン銀行限定となるので注意したい。ちなみに、ゴールドカードになるとイオンの専用ラウンジが利用できる特典もある。詳しくは→こちら
ほかにも、JALマイレージが貯められる「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」や、コスモ石油の「コスモ・ザ・カード・オーパス」などがWAON機能付クレジットカードで、いずれも年会費・発行手数料は無料となる。
どうしてもクレジットカードは持ちたくないという人には、WAON機能付の「イオン銀行キャッシュカード」がおすすめ。こちらは年齢制限もなく子どもでも無料でWAONカードを持てるというメリットがある。ただし、紛失時の再発行手数料は1,100円もかかる点には注意したい。
もし、リアルタイムで銀行引き落しされるデビットカードはOKということなら、JCBデビットカード機能付の「イオン銀行キャッシュ+デビット」もアリ。こちらも、無料でWAON機能が利用できるが、毎月20と30日の「お客様感謝デー!」で買い物が5%オフになるほか、毎月10日にはポイントが5倍もらえるなどの特典もある。また、オートチャージすると税込200円で1pt(0.5%)が付与されるし、カードを紛失しても再発行手数料が無料なのがうれしい。
クレカや銀行が面倒ならアプリという選択肢も!
イオン銀行もクレカも面倒くさいという人には、企業提携WAONカードという選択肢もある。企業提携WAONカードは発行手数料を取られる場合も多いが、たとえば、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズWAON」やJALの「JMB WAONカード」であれば、発行手数料は無料となるのだ。
もっとスマートにWAON機能を使いたいなら、スマホで使える「モバイルWAON」という選択肢もある。おサイフケータイ対応のAndroidスマホでしか利用できないが(iPhoneは非対応)、手数料無料で利用でき、WAONの支払いでWAONポイントかJALマイルを貯めることができるぞ。
いかがだろうか? 普段からイオンやミニストップなどを利用しているなら、手数料の300円を節約し、無料でWAONカード機能を入手しよう。とくに「イオンカードセレクト」や「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、イオンの買い物での特典も多いうえ、オートチャージでもポイントがもらえるため、ポイントの2重取りも可能なのでかなりお得である。
参考元:300円を節約!WAONカードの発行手数料を無料にできる4つの作り方!【excite.クレジットカード比較 】
●WAON(公式)は→こちら