マイナンバーカード所持者がキャッシュレス決済することで、最大5,000pt(25%)が還元される「マイナポイント」。そのなかでもJR東日本の「Suica(スイカ)」は、マイナポイントの5,000ptに加え申込特典で1,000ptが加算されるのが魅力となっている。しかし、“ただSuicaに2万円チャージをしただけ”では、マイナポイント特典のJRE POINTをSuicaの電子マネーとして利用できないのをご存じだろうか? そこで今回はSuicaでもらったマイナポイント(JRE POINT)を、Suicaにチャージして使う方法を解説しよう。
マイナポイントを「Suica」で申し込んだ人は要注意!
マイナンバーカードの普及を目的に始まった「マイナポイント」。キャッシュレス決済を利用することで1人最大5,000pt(25%)が還元されるのはご存じだろう。マイナポイントの詳細や申し込み方法は→こちらで確認してほしいが、選んだキャッシュレス決済事業者によっては、キャンペーンで申込特典を用意している場合がある。なかでも、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」は、マイナポイントの5,000ptとは別に、マイナポイント申込特典として1,000ptを追加でもらえるため非常に人気が高いのだ。
Suicaにチャージしてもらえるマイナポイントは「JRE POINT」である。これは、JR東日本が運営するポイントプラグラムのことで、一気に2万円チャージすれば25%分の5,000ptと特典の1,000ptで合計6,000ptをゲットできるのはご存じだろう。もちろん、JRE POINTは自動的に付与されるが、実はそのままではSuicaの電子マネーとして使えないのだ。それでは、いったいどうやって「JRE POINT」をSuicaにチャージすればいいのだろうか?
Suicaチャージの申し込み後は受け取りを忘れずに!
マイナポイントでもらったJRE POINTは、駅ビルのショップなどで利用できるが、やはり、汎用性の高いSuicaにチャージしたほうが使いやすい。その場合は面倒でも、自分でSuicaにチャージしないといけない。まずは、JRE POINTのWebサイトにパソコンかスマホでアクセスし、使いたいポイント数を入力。そして「Suicaチャージ申込み」を実行しよう。すると、ポイントは「Suicaポケット」に移行されるので「JR駅の券売機」か「モバイルSuica」アプリを使ってSuicaにチャージすればいい。
ただし、Suicaポケットに移行したポイントは8日間の期限があるので、早めにポイントをSuicaにチャージしておこう。期限内に手続きを済ませないと、Suicaポケット内のポイントは戻されてしまうのだ。もちろん、期限が過ぎてもJRE POINTが無くなるわけではないが、その場合は「Suicaチャージ申込み」を最初からやりなおすことになるので注意しよう。
マイナポイントでもらったJRE POINTをSuicaチャージする手順
いかがだろうか? Suicaにチャージしてもらったマイナポイント(JRE POINT)をSuicaで電子マネーとして使うには、最初にJRE POINTのWebサイトで「Suicaチャージ申込み」手続きをして「Suicaポケット」にポイントを移行。そのあと、「JR駅の券売機」や「モバイルSuica」でチャージ(受取)する必要がある。
せっかく付与されたJRE POINTをそのまま放置している人は意外と多いので、もし、思い当たる人は今すぐJRE POINTのWebサイトにログインして、確認することをオススメする。なお、今回はスマホの「モバイルSuica」での受取方法を紹介したが、モバイルSuicaが使えない人は自動券売機で受け取ることも可能なので→こちらを参考にしてほしい。
●JRE POINT「マイナポイント」(公式)は→こちら
●JRE POINT「ログイン」(公式)は→こちら
●モバイルSuica公式アプリ(iPhone)は→こちら
●モバイルSuica公式アプリ(Android)は→こちら
※サムネイル画像(Image:Postmodern Studio / Shutterstock.com)