C Channel株式会社が運営するママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」の「mamatas labo」は2022年2月10〜11日、「SNS広告について」のアンケートを実施。Instagramのストーリーを利用したインターネット調査で、令和ママから5,000件を超える回答を得た。そこで明らかとなったのは、令和ママたちのSNS広告に対する好意的な姿勢だった。
令和ママはSNSで情報収集が常識!?
出産や育児に関する情報を得たいと思った際、どのような方法が思いつくだろうか。インターネット検索や、親族や友人の経産婦から話を聞いたり、産院などに置いてある無料の冊子を貰って読んだり……。しかし最近では、SNSで情報収集するという人がかなり多いのではないだろうか。そしてSNSを利用していると、切っても切れない縁なのが広告だ。令和ママたちは、SNSの広告やその他の広告に対して、どのように感じているのだろうか。
ママタスの実施した調査の結果によると、SNS以外の広告も含めて「広告で一番見ていると感じるのはどれ?」という質問の回答で最も多かったのは、「SNS」で70.4%だった。そして2位には「テレビ」19.7%、3位「WEB」8.4%、4位「交通広告」1.5%と続いた。トップのSNSと2位以下の差は歴然で、この結果からも、令和ママたちがSNSを閲覧する時間がいかに長いかが伝わってくる。
産休・育休中で生まれたての子どもを連れての外出もままならず、さらに新型コロナウイルスの流行もあり、現在はなかなか友人にも会いにくい状況だ。よって、SNSで情報を得たり発信したりするのが最も手軽なコミュニケーション方法となっているのだろう。テレビやWEBなどから一方的な情報を得るよりも、情報収集と発信の双方向でコミュニケーションができるSNSが、今一番求められ、利用されていることが分かった。
続いて「SNSの広告で好意的に感じるのはどれ?」という質問では、「Instagram」が最も多く79.7%。以降は2位「YouTube」9.2%、3位「Twitter」7.0%、4位「Tik Tok」4.1%と続いた。この質問でも、Instagramが他を抜きん出て好意的なイメージを獲得していることが分かった。しかし、Twitterと大きな差が付いたのは正直意外に感じたが、Instagramの投稿には、写真は必須。子どもや育児の様子の写真を通して、コミュニケーションを取りたい人が圧倒的に多いということなのかもしれない。
そして「SNSの広告を見て、怪しいと感じたことはある?」という質問では、「はい」が95.7%、「いいえ」が4.3%で、ほとんどの人が疑いを持ったことがあることが分かった。コメントでは「インフルエンサーがみんな揃って同じ商品をおすすめしているとき(怪しいと感じる)」「ストーリーが出来すぎていて見え見え」「(広告の)作りがみんな一緒だから」など、一斉に商品のプロモーションがスタートした感が伝わってくるという。これも、日々の情報収集をSNSで行なっているからこそ気づける違和感だと言えそうだ。
また、「ネットショッピング詐欺に遭ったことがある」「実際に買ってみたら、偽物が届きました…」など、SNSの広告から買い物をして痛い目にあった人もいるようだ。そして中には、「特定商取引に連絡先がない会社がある」というコメントも。疑いを持ってリサーチしたら、やっぱり怪しかった、と裏取りしたという用心深い人もいた。
広告やインフルエンサーによるプロモーションは、冷静に見極めつつ、広告も含めたSNSでの情報収集を楽しむようにしていきたいものだ。
出典元:mamatasは→こちら
※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)